僕秩はてな

才能について考えたりしています。

ドラクエウォークに出るモンスターの言葉づかいがすごい

ドラクエウォークをやっていたら、キメラがこう言っていた。

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*キメ!?
まさか にんげん?

ちょうどいいラー!

 

 

まさかの言葉づかい。

 


感嘆詞として「キメ!」、語尾として「ラー!」。

2つ合わさってキメラになっているのはわかるが、そもそも会話に無理な形で「キメラ」をまぜる必要はあるのか。このキメラは生まれてからずっとこの異常なしゃべりなのだろうか?

 

 

考えるまでもなくキメラは種族名だ。僕ら人間だったら

 

*ニン!
僕はヨシナガでゲン!

 

と言っているようなものだろう。

いや、種族名は正確に言うとホモサピエンスなので

 

*ホモサピ!
僕はヨシナガでエンス!

 

なのかもしれない。

どっちにしろやばい。
サブリミナル的に差し込まれる種族名。いくらなんでも不自然すぎるし、挨拶をしただけなのに「避けたほうがいいやつ」オーラを出しすぎている気がする。



ということで、
自分の個性を強化して目立ちたい皆さんは

 

「ホモサピ!(挨拶)」
「エンス!(語尾)」

の利用をオススメします。

 

ぜひご利用くださエンス!(語尾)

 



じゃあ、ホモサピ~~!(挨拶)

 


 

追記:

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ストーリーが進んだらデッドペッカーも「ペカペカ!」と言っていた。マジなのか。


こうなると、ラスボスの竜王も 

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*リュウ!
もし わしの 味方になれば
世界の 半分を ヨシナガに やろうオウ~!

 

くらい言わせないとこの世界では変なのかもしれない。

 

 
以上、
開発者の皆さんは、ぜひご検討をよろしくお願いしまエンス。(語尾)

 

 

女の匂いと男の匂いと悲しすぎた現実

 

先月から、「女の子の匂いになれるボディソープ」が話題になっており、僕もいち早く購入した。

 

 


ロート製薬の研究によると、女性には「若い頃の甘いニオイ(SWEET臭)」が存在するとのことで、

"ロート製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉野俊昭)は、加齢に伴う女性の体臭変化に関して研究を行い、女性には「若い頃特有の甘いニオイ」が存在し、それは年齢とともに減少し、曲り角は35歳付近にあること、その正体は「ラクトンC10/ラクトンC11」という成分であることを見出しました。また、「ラクトンC10/ラクトンC11」は30代以降の女性で減少すること、さらに見た目の印象に対して良い影響を与える可能性があることを示しました。"

 

その「甘いにおい」は

・女性らしさ
・若々しさ
・魅力度

を全てアップする効果があるのだという。すごい。

 

 

さらに驚きなのは、匂いとは無関係に思える「見た目の印象」に対しても良い影響を与える可能性があるという事実だ。「甘いにおい」を持たざる男性としては嫉妬すら感じるすさまじいバフ効果である。

若い女性はこういった効果がデフォルトでかかっているので、魅力で商売するアイドルに若い女性が多かったり、男子高校生より女子高校生の方が圧倒的に検索結果の件数が多かったりするのかもしれない。

一方、僕は男性なので「男性の匂いについてはどうなのだろう?」と考えて調べてみた。女性とタイプは違うが、「強そう」「かっこいい」系のプラス効果があるかもしれない。

そして、調べた結果出てきた2014年の調査がこれだ。

 

 

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実験動物、男性の匂いでストレス | ナショナルジオグラフィック

 

男性の体臭は多くの哺乳類にとって「強い生理的ストレス反応を誘発する」らしい。論文によると実験のネズミはストレスから脱糞した個体もいるとのこと。まさかのうんこ。はっきり言ってマイナス感しかない。

確かに、よく考えると今までの人生で「おじさんの匂い」が好意的に扱われている状況を見たことがない。

 原因を僕らの祖先まで遡って考えると、男性に近づくと縄張り争いや狩りで殺される可能性があるので、「男性の匂いを嗅いだらストレスを感じてその場から離れた種族」が生き残ってきたのだろう。

 

それにしても差がすごい。

ジェンダーによる差異はどんどん平等を目指して進んでいる現代だが、DNAに刻み込まれた本能と深く結びついている「体臭」というジャンルに関しては男性の圧倒的不利感は、未来永劫覆ることがないのかもしれない…。


そう感じながら今日も、勢いで買ってしまったDEOCOを使っている日々である。

 

 

Googleトレンドで「不快」を調べてみた結果が驚きだった

 

ツイッターを見ていたら「6月になってSNSでネガティブ&攻撃的な投稿が増えた気がするので、『不快』というワードをGoogleトレンドで調べる」という試みをしている人がいた。

 


その結果は面白く、見事に毎年6月前後に「不快」というワードの登場回数が急増している。

 

 

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Google調べなので、つぶやきではなく検索回数を中心としたデータだが、ここまではっきりと6月前後に「不快」が増えるのは面白い。上記つぶやきの作者は「梅雨のせいでイライラしている人が増えているに違いない」と結論づけていた。

 

だが、冷静に考えてみると僕らは一年のうち、梅雨付近にだけ聞く言葉がないだろうか?

 

そう、「不快指数」である。

 
気温と湿度の相関で導き出される不快指数(THI)は、梅雨~夏の間だけニュースサイトやニュースで紹介されているのを見る言葉だ。上記のGoogleトレンドのグラフは純粋に現状を「不快」だと思っている人々の検索ログだけではなく、「不快指数」について書いたり調べたりしている人のログも拾ってしまっている可能性はないだろうか?

 

そこで、「不快」の検索結果から「指数」を除外して調べてみた結果がこれだ。

 

 

 

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一年を通じて「不快」に関するトレンドはかなり一定になってしまった。このグラフから「6月は不快が多い」と結論付けるのは難しいかもしれない。


念の為「不快指数」という言葉を調べて、はじめのグラフと重ねてみたのがこちら。

 

 

 

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が「不快指数」、が「不快」の話題度だ。
これを見ると「不快指数」が頻繁に世の中で使われる時期と、始めのグラフで「6月に不快が増えている!」と見えていた部分は完全に一致していることがわかる。

 

つまり、きちんと調べてみると「6月に人々の不快が増えている」という事実はそこまで顕著ではなく、「6月には不快指数について言及されることが増える」という結論が正しかったのである。

 

蒸し暑い毎日だが、当初想定されたようにイライラしている人が増え、世界が「不快」に満ちていたわけではなかった。平和で良かった。

 

 


 

 

そう思いながら最後にGoogleトレンドの最長期間、2004年から2019年までの15年間の「不快」の登場回数を調べてみた。

 

 

 

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あれ、増えてない?

 

 

2004年から15年間。世の中で確実に「不快」の話題が増えているように見える。数値にして実に3~4倍の激増だ。誤差の無いように「不快指数」の登場も除外してあるがこの結果。

 

いや、そもそも「検索の絶対数」が増えたからこう見えているだけでは?

 

そう仮定して、不快の反対語「快適」を調べてみた。これも同じように増えていれば何も心配することはない。

 

 

 

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明らかに減ってる…。

 

 

減ってた。検索ユーザーの絶対数は増えているのかもしれないけれど、世界から「快適」は明らかに減って、「不快」は明らかに増えていた。

 

僕はブロガーだし、普段からポータルサイトでニュース記事のクリック率などを見る仕事だが、快適な内容の記事よりも不快な内容の記事のほうが多く読まれる傾向は確実にある。『サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ著)』にも書かれているように、人類が猿から進化する中で、「不快な内容に強い注意を示した種族」のみが危機を回避して生き残ってきた側面は否めないので、ある程度ネガティブな内容に人々の意識が集中するのは仕方のないことなのだろう。

 

だが、それにしても増えすぎている気がする。ヘイトスピーチに限らず「ネットが窮屈で、居心地が良くない」と言われることが増えている昨今だが、それを裏付けられてしまった気がしたGoogleトレンドの結果。

 

今後は、じわじわとネットで増加する「不快の気配」から、離れる方法も考えなくてはいけないかもしれない…と感じる昨今である。

 

 

 

1年間バーチャルYouTuberをやってみた話(ヨシナガ @dfnt 顔川ルイ)

 

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仕事履歴ブログにも書いたが、2018年は完全に名前を出さないステルスな活動に挑戦した年だった。

 

周りの人からは「ヨシナガ、最近は何も活動してないな~」と見えていたことだろう。そんなステルス状態から1年が過ぎ、状況も激変しつつあるので記録として書いておきたい。

 

 

 ■大型VTuber案件をお受けすることに

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発端は2017年の秋。個人仕事として「デジタルのアイドルグループをYouTubeで展開するので企画や台本のアイデアを出してほしい」というお仕事がきたことだった。まだVTuber(バーチャルYouTuber)という言葉が存在していなかった頃だ。

 

今も続くこの大きめの仕事は、スタッフクレジットに僕の名前は公開されていないステルス案件。僕の名前は出ないが、時代的にVTuberという言葉が騒がれる前段階だったのもあり「CGのキャラクターがYouTuberをやる」という内容に面白さと可能性を感じてお受けすることにした。

そして上記の準備を進めていた2017年の12月ころ、バーチャルYouTuberという言葉は一気にトレンドワードになり、秋の段階で10人ほどしかいなかったキャラクターは「一日に何体も増える」というバブル状態になる。

とにかく、時代が来ている感がすごかった。

 

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https://markezine.jp/article/detail/29018 より引用

 

 

■自分もVTuberになってみる

 

その中で、「VTuber関連の仕事をしっかりとこなすには自分でやってみないとわからないことが多いのでは?」という思いが日に日に膨らみ、自分でも1体作ってみることに決めたのが2018年2月中旬。この時点で毎日数体のVTuberがデビューし、国内のVTuberは200体以上に増えていた。

 

 

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CGソフトに付いているデフォルトのキャラクター(上)を利用してYouTube配信すれば翌日にでも開始することができたが、万が一人気が出た場合の権利問題などを考えて、新キャラクターを自作することにした。(後述するが、この判断は完全に間違っていた)

 

 

VTuber界は美少女以外がほとんど目立たない世界。やるなら美少女しか無い。僕としては非常に苦手なジャンルだが、とりあえず2010年ころからネタとして温めていた

顔川ルイ=顔が悪い」という名前を使うことに決めた。

 

 

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これは2013年11月のテストスケッチだ。造形をどこまで崩すかで迷って試行錯誤していたが、見せた全員が「気持ち悪い」と怖がったのでお蔵入りになっていた。(同じような造形のエヅプトくんはこの半年後にリリースになった)

 

 

それから4年以上経ったので、とりあえずもう少し人間に寄せた新規のキャラ絵を作った。

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【顔川ルイ:2018年2月初稿】

ファンに怒られそうだが、目はヴァイオレット・エヴァーガーデンを見ながら描いた。絵がヘタ過ぎたので誰も気づかなかったのが救いである。

 

絵ができた後はボイスチェンジをする方法の検討と音響機材の購入、そして自分の顔をトラッキングしてCGキャラに当てはめるシステム「facerig」の導入とアバター作成方法(Live2D)を勉強することに。やることは山積みだ。

 

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あまりの気持ち悪さに大爆笑しながらフェイストラッキングしているところ

焦りはあるものの僕は会社員なので勉強の時間は夜にしか取れない。
とりあえず音声ソフトとCGソフトの両方を一週間ほどで覚え、自分の描き下ろしたイラストを動かすところまで到達した。(2/21ころ)

 

 

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デフォルトのキャラクターをベースに目や髪の毛を書き換えて新キャラを作れば、破綻のない完璧な美少女ができるのだが、それでは世の中の200体に太刀打ち出来ないので、敢えてモーションを破綻させ、「顔の悪さ」に特化した気持ち悪いキャラクターとした。

 

YouTubeチャンネルツイッターを作り動画を編集。第一弾動画を公開したのが2018年3月1日。世の中のVTuberは517体まで増えていた。

 

 

 

■わかったこと


動画をいくつも更新してみてわかったのは

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・旬な業界だけあって、反応が多い(海外からもバンバン来る)

 

 

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・ファンアートもたくさん描いてもらえた

 

・女性VTuberに極端に人気が偏るため、男性はつらい

 

・声が超大事だった。ボイスチェンジのかすれ声は自分でも聞き苦しく、心地よく動画を見ることができない

 

顔が気持ち悪すぎて、一定以上の需要がない

 ということ。

 

一方、フォロワー層の人物像や空気感、YouTubeの現在のトレンドなどがわかったのは非常に勉強になった。

 

見た目が衝撃的だったのでニュースにもなった。

 

 内容的にも「天才ww」と褒められたり、「顔川ルイの中の人や声優は誰?怖いけどプロフィールや正体は?」のような解説ページが作られたりしたが、顔川ルイでこれ以上数字を伸ばすのはどう考えても限界があった。

 

顔も歪んでいるし、なにより気持ち悪すぎるのだ。

 


さらにネットは先行者利益が極端に大きい世界。
急拡大中のサービスや業界では内容の面白さよりも、「いかに早く始めたか?」が重要になることも多い。

 

VTuberに関して言うと、現在TOP10に入っているキャラの中の人たちの話を聞く限り

・VTuber界のTOP競争は2017年12月前半(10日ころ)に終了していた

ということがわかった。3月1日の参入では手も足も出ない速度感。

 

 


そして、僕よりも早く、全く新規に絵を書かずにソフトに付属しているデフォルトのアバターでチャンネルをオープンしていた人たちの中には大きな成功をする人も複数誕生していた。

 

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チャンネル登録18万人で、現在国内18位の「バーチャルおばあちゃん」は顔面追跡ソフト「facerig」を購入するとついてくるデフォルトアバターだ。(もちろんここまで人気なのは内容が面白いからこそだが)

 

こちらのバーチャル美少女YouTuberねむさんも、見ての通りデフォルトアバターそのままである。

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そして彼女の現在のツイッター画面はこちら。

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人気が出た後、イラストを新規に書き起こしたのだ。それで良かったのである。

カイジや福山雅治さんの画像で人気になったあと、イラストを似たものに作り変えた人たちもいる。

 

 

とにかく、「権利がクリアなキャラを自作で完成させるまでは公開しないでおこう」という僕の考えは完全に間違っていたと気付かされる出来事だった。

 

「規約や法に多少触れていても先に出した者が勝つ」というのはGoogleストリートビューの登場時もつぶやいた覚えがあるが、とにかくルールが書き換わり続ける不確定な時代の勝ち筋の一つなのだろう。

 

そういえば、かつて僕のブログが日に5万~10万と多くの人が見るようになっていった時もそういう部分があったことは否めない。 

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2003年当時で1000万PVを記録した「リアルへぇボタン」

いつの間にか守るものが増えたり、20歳の頃のようなグレーなラインを踏めなくなっていたのかもしれない。

 

僕も大人になったなぁ…。

 

 

勝負はついた…はずだったのだけど


顔川ルイ運用から一ヶ月。

世の中のVTuberは1300体まで増え、勝負はついたように思われたので、4/1にエイプリルフールのサプライズ動画を公開して一旦更新はストップするつもりだった。僕は昔から挑戦している回数も多いが、見切りも非常に早いのだと思う。

 

 

 サプライズ動画は「ルイの声がルイじゃなくなる」というネタで、気持ち悪いボイスチェンジャーではなく本当の女の子の声になるのがウリ。

全く外部には公開していなかったが、いくつかの不思議なタイミング * が重なり、中の人は友達のプー・ルイというアイドルに演じてもらうことにした。動画上の顔川ルイの動きもプー・ルイである。*このタイミングのことは別記事で詳しく書きます

つまりこの動画では「ルイの声がルイではなく、別のルイになっていた」のである。(ややこしい)

 

 

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ちなみにこの動画の更新は、3/31の22時半まで松戸でポリポリクラブ「青春!ゲームジャム」のニコ生放送をやった後、打ち上げをお断りし(バーチャルYouTuberをやっていることは、本当によく会う一部の人以外にはカミングアウトしていなかったので、申し訳なかった…)、駅構内のホームを歩きながらノートパソコンを広げてアップロードを完了させた。

 

 

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2018年4月1日0:00頃、駅構内にて撮影

 

携帯のテザリングで動画をアップするのに時間がかかり、更新は本当に0時ギリギリだった。僕秩毎日更新時代にはよく行っていた行動で、懐かしさもあった。

 

以上が僕の「2018年にバーチャルYouTuberをやってみた話」である。

 やはりいくつになっても新しいことを学ぶのは面白いし、挑戦はたとえ失敗したとしてもワクワクする。

 

と、そもそもここで終わるはずだったのだが、いろいろと予期せぬことが起こり現在も顔川ルイのアカウントは動いている。

 

次回は、この前後に起きていたYouTuber(新生YouTuber研究会BYS)関連の話を書きたいと思う。

 

 

ヨシナガ(吉永龍樹@dfnt)これまでのお仕事経歴まとめ(2019/1/1更新)


興味のおもむままに仕事を受けていたら、ジャンルが多岐にわたってしまい「ヨシナガが何をしている人なのかわかりにくい」と言われることがよくあります。そこで今回は、長くなるかもしれませんが今までの仕事と経歴をまとめてみたいと思います。

自分がWEB上で知られるようになったのは「僕の見た秩序。」という個人サイトが大ヒットした2003年以降の話なので、アルファブロガー、インフルエンサーとして紹介されることが多いですが、実はそれ以前にも色々あったので初の集大成まとめです。

 【2019年1月1日 、2018年部分を加筆】  

 
目次

 

1998年(18歳、学生)

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  • 静岡高等学校卒業。静岡から東京へ
  • 早稲田大学 理工学部情報学科入学
  • 全く学校に行かず、グラフィック制作仕事を始める

若い…(笑)

 

1999年(19歳、デザイン・映像)

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  • 劇団「阿佐ヶ谷スパイダース」の宣伝美術デザイン(綺麗、スキャンティクラシッコ、イヌの日、十字架)

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  • シュガーソウル "secret GARDEN"イベント映像制作、VJ

15歳からMacでデザインをやっていたので、それが仕事になり始める。上京直後から小さな実績を積み重ねていくことで、当時『Garden』が90万枚の大ヒットだったDragon AshのKjさん&Sugarsoulさんのライブ映像仕事を取れたのは大きかった。運も良かった。

 

 

2000年(20歳、映像仕事増える)

  • 音楽アーティストの「ライブ映像」仕事が激増(ケツメイシ、RHYMESTER、ZEEBRA、初代J Soul Brothers、m-flo、傳田真央、他)

音楽ライブにこだわらず、ゲーム、ファッションショーなど面白そうな映像仕事はひたすら受けることに。ひっきりなしに仕事が来た。

 

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  • 東京ゲームショウ2000春 SONYブースでPS2ステージ映像制作
  • ファミ通 enterbrain独立パーティ映像制作、VJプレイ
  • MICHIKO LONDON 2000年度日本(東京)公演 VJ映像制作
  • DoCoMo "M-stageVisual" 渋谷109イベント映像制作
  • テレビ朝日「The Street Fighters」ロゴ製作

 

  • 雑誌やテレビに映像クリエイター・VJとしてたくさん取り上げられるようになる
    (トゥナイト2、D's garage21、他、雑誌や書籍多数出演)

 がむしゃらに働いていた。数分間の特集とは言え、初めて自分の仕事を取材されてテレビで取り上げられた。

 

 

2001年(21歳、映像仕事が大型に)

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  • リリィ・シュシュ(小林武史プロデュース)ライブ映像制作
  • TOYOTA MUSIC NATION FinalLive映像制作
  • アランドロンの香水サムライウーマン・SHOGUNのCM製作

本格的に売れてきたため、ぜいたくだが大型の仕事だけを選んで受ける感じになってきた。お金もたくさん入ってきた。その中で、高校の頃から音楽を聞いていた小林武史さんの会社からオファーが来た。ビックリしたがうれしかった。

 

  • 僕の見た秩序。ひっそりサイト開設(geocities)

日常が真面目でかっこいい系の仕事ばかりの中、初めてデジカメを買ったのでなんとなく写真を並べるためのWEBサイトを作成。当初は無料ホームページサービスのジオシティーズだった。

 

 

2002年(22歳、映像終了&ブログ開始)

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  • Mr.Children「wonederful world on DEC 21」映像制作

2001年のリリィ・シュシュ(現Salyu)案件がうまく行ったため「ミスチルのコンサートツアー映像制作」が決まる。分量が多いので他の仕事は全てお断りすることに。これまでで最大の仕事で長い期間映像制作をしていた。この間、外からは「最近ヨシナガは仕事してないな」と見えていたことだろう。

ところが、コンサート開始直前のリハでボーカル桜井和寿さんが小脳梗塞を発症されたため全国ツアーが延期に。最終的には全国ツアーではなく「一夜限りのライブ」に変更となった。

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一応ライブは行われたのでミスチルDVDにも「DIRECTOR:TATSUKI YOSHINAGA」と、僕の名前がクレジットされている。もし全ライブが中止になっていたらこの記録は残らず、ただの「最近仕事をしていない人」になっていただろう。僕としても自分の仕事を考え直すきっかけになった。

また、この頃から音楽業界の不況を肌で感じるようになる。ミスチルも良い曲を出しているのにCDの売上枚数が伸びない。もしかするとこの業界って未来永劫、今後も伸びることはないのではないか…。

 

  • 僕の見た秩序。にバカなことを書き始める

そして、業界縮小を感じる音楽映像の仕事を思い切って辞めてWEBの世界に入ることに。大きな仕事をしていた過去の栄光を利用しようか迷ったミスチルの名前を出すだけでアクセス数が取れそうだ…が、結局、映像クリエイターの経歴は伏せてただのバカなテキストサイト管理人として再出発する。匿名&顔出しなしで本当にゼロからのスタート。

突然サイトに「うんこ」と書いたりするだけの人になったので、それ以前の僕を知っている友人たちからは「ヨシナガが狂った」とも言われた。(笑)

 

 

2003年(23歳、僕秩ヒット&受賞)

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  • 個人サイト「僕の見た秩序。」がヒット。一年で1500万PVを超える。

売れっ子だった映像の仕事を捨てたのもあり、絶対に当てなくてはいけない背水の陣で臨んでいたブログがヒット。2002年末に「アザラシのタマちゃん」コラムで小ヒット(100万PV)し、この年の夏に作った「トリビアの泉 リアルへぇボタン」というコンテンツが1000万PVを突破する。
このボタン、実はミスチル映像を作っていた時の3DCG技術と、Flashのプログラミング技術を使っているのでかなりクオリティが高く、他のサイトでは簡単には真似ができなかった模様。運が良かった。

 

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  • Yahoo! WEB OF THE YEAR 2003 話題賞

そして同年、すごい章を受賞。大企業のお金がかかった超大規模サイトだけが並ぶ中、僕の個人サイトが10位に入っている。運が良かった。翌年以降、他にもたくさんの賞を頂いたので、本ブログでは一部のみ紹介する。

 

  • 就職活動。NTT東日本に内定

ブログは大ヒットしているが、僕の勘が「ブログだけに人生をかけると今後行き詰まる危険がある」と告げるので試しに就職活動をしてみる。時代は超氷河期でたくさん落ちたが、運良くNTTに受かる。ありがたい。まだ学費を払っている学生(5年生)だったが翌年根性で卒業。教授にも非常に助けられた。昔から人には恵まれている。

 

 

2004年(24歳、会社員と個人サイト)

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  • 雑誌連載開始(2ちゃんねるぷらす)
  • 「ゆかいな誤変換。」の書籍化決定
  • NTT東日本入社

 慣れない二足のわらじ生活がはじまる。大企業の正社員というのは想像以上にパワーを使うことがわかり、正直大変だった。個人サイトが国内個人では1~2を争うPV数に膨れ上がっていたのもあり、2ちゃんねるに住所が書かれたりメールで殺害予告が届いたりとバタバタだったが、この時代はサイバー犯罪の概念も薄く、警察に相談しても何の対処もなかった。会社からの帰宅後にそういったやばいもの処理と格闘しながら、一日も落とさないよう毎日更新をしていた。

 

 

2005年(25歳、WEB外に進出)

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  • 「ゆかいな誤変換。」出版。

初めて本を出す。個人WEBサイトから本になった国内最初期の事例だったため、たくさんのニュースやバラエティに取り上げられた。めざましテレビのようなエンタメならわかるが、NHKニュース10のようなお硬い番組にも出して頂けたのはありがたかった。雑誌や新聞、ラジオにも数え切れないほど出していただいた。

 

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  •  ガラケー用「携帯公式サイト」に国内個人として初めて登録される。

有料サービスの開始により、毎日更新のサイトが2つに増える。この頃書いていた有料のネタは「Suicaでお賽銭ができるようになったら面白い」「すべての電源がUSBに近づいてアダプタを持ち運ばなくてよくなる」「全ての平面に広告が貼られていく」など今見ると微妙に面白いネタも多いので、いつかどこかにまとめて出してもいいのかもしれない。

 

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  • 新宿ロフトプラスワンでトークライブ開催

ロフトプラスワン店長の横山さんからお声がけをいただき、初めてのトークライブを開催。「しゃべるのが得意ではない僕が170人を前に4時間もしゃべれるのか…」と不安に思いスライドを400枚用意した。結果、できた。何事もやってみるものだ。

ちなみにサイトを毎日5万~10万人も見ているのに顔写真を出していなかったのもあり、チケットは一瞬でソールドアウトだった。以後すべての公演が完売だったのでありがたい限り。そして二回目のライブからはダフ屋業者が出た。(ローソンチケットの瞬殺完売チケットを検索して自動的にページを作っているらしい?)

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価値が何十倍も違うので全く比較にはならないが、過去に意を決して離れてきたミスチルのライブチケットと、自分のチケットが同じページに出ていることに笑った。

また、なぜかお客さんの間で「高価なものにヨシナガの下手なサインをしてもらう」というのが慣習になってしまい、人の頭、PCの液晶画面、ゲーム機、ヴィトンの財布、一眼レフ(レンズ面)、パスポートなど、書くのも恐ろしいものにたくさんのサインをした。

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  • サイトが1億PVを突破。国内個人サイトでは侍魂に次ぐ2番目の達成。

一番になりたかったが、僕の人生はなかなか一番が取れず2~4位どまりになることが多い。1番が取れない代わりに小さなヒット確率が高い「秀才型」なのかもしれない。

 

 

2006年(26歳、個人ブログ時代の終焉)

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  • 宇多田ヒカルさんのブログに僕秩が出る

 宇多田ヒカルさんがブログや雑誌インタビューで僕のサイトについて言及してくれるようになり、会いに行く。結果、非常に性格が似ていたので仲良くなりたくさんゲームをしたり、水族館に行ったり、トークライブにも来てくれたり、本の帯を書いてもらったりした。これも運が良かった。

ここで見聞きした物事は今後の人生を考える上で非常に勉強になった。本当に成功の頂点を目指す必要はあるのか? いや、きっと・・・
 

 

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  • ゆかいな誤変換続編発売

宇多田さんに帯を書いてもらった本が発売。宇多田さんは他の帯依頼などは全部断っていたらしく、宇多田ファンの間で「あれは偽物ではないか?」と真偽が問われる事態に。結局、2006年の宇多田さんのコンサート対応問い合わせマニュアルに「あの帯は本物です」というFAQが追加されたと本人から聞いた。

 

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  • 変なキャラやグッズをたくさん作ってみる

 

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  • フレッツ光キャンペーン「ヒカリカエル」デザイン
  • 「ネットランナー」(ソフトバンククリエイティブ刊)連載開始

ブログは非常に勢いがあったが、世の中に芸能人ブログが誕生し始め「個人ブログは終わった」と感じたのがこの年。音楽業界の時もそうだったが、そもそも見切りが早い性格なのかもしれない。以後、ブログで莫大な数値を獲得し続けることにこだわり過ぎず、やりたいことや心地よいことを追求する方向も考えるようになる。

 

 

2007年(27歳、ブログ外活動に挑戦)

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  • 絵本の出版
  • 早稲田大学、山梨英和大学、東海高校の学園祭で講演
  • ラクガキ王国ファンイベント開催

大好きなゲーム「ラクガキ王国」のファンイベントを行う。ここで今も親しいゲーム業界の人々(スクエニ丹沢PZUNさん、など)と出会う。イベントは自分のトークライブほど客が入るはずもなく赤字。ただ「大きな数字を取らなくても自分の人生に意味のある活動はある」と気付き始める(遅い)

  • 飯野賢治さんがトークライブに来てくれるようになる

 

 

2008年(28歳、ブログ外の活動増)

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  • 「飯野賢治とヨシナガの気になること。」というトークライブを開始

 

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  • NHKスペシャル「デジタルネイティブ」

時代がネットに向いてきた。顔を出していないのでインタビュー出演。僕の作品ではなく「二足のわらじの生き方(サラリーマンクリエイター)」が取り上げられる。今思うとNHKさんの先見の明すごい。

 

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  • 僕秩プレミアムがNintndoDSで読めるようになる

打ち合わせで初めて任天堂さんに行ったりした。小学生の僕に聞かせたら喜ぶだろう。

日本のブログ業界は想像通り芸能人に数値をまとめて持っていかれる形になり、個人ブログはここから全体が縮小化していく。数値競争ではなく早めに「やりたいこと」にシフトしていて良かった、と感じていた。

 

 

2009年(29歳、外の活動さらに増)

  • 僕秩プレミアム!(講談社)発売
  • ハイブリッドワーカー(講談社)発売

初めて年に二冊の本を出す。ハイブリッドワーカーは複数の収入源をもつ働き方(副業)について書いた本で、今思えば出すのが10年早すぎた気が…。

 

  • 京都大学の学園祭(第51回)にて単独講演

数百人規模の大きい場所で公演。好きなことをして生きること、戦うことについて話した。「ヨシナガのような謎の人を呼んでみよう」と思える京大生のみなさんは本当にとんがっていると思う。

 

 

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  • 「日本タイトルだけ大賞」開始。発起人の一人に

 

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  • NHK 特ダネ!投稿DO画 キャラクター作成

NHK番組のマスコットキャラクター「DO画くん」を描かせていただくことに。絵本を出したりしていてよかった。今でも続く(2018年現在)人気番組になっており、スタッフさんには感謝しかない。

 

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  • 小学館 「小学六年生(小六)」 読者コーナー連載

キャラクター「ヨシナガ」として自分が登場。2007年に知り合ったゲーム業界つながりで、DSソフトと小学生の投稿イラストをコラボしたりする。

 

  • Webクリエーション・アウォード「WEB人賞」受賞

 

 

2010年(30歳、ネットに顔を出す)

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  • RED RIBBON SUMMIT 2010出演

初めてメディアに顔を出す。この直前に「顔写真&本名がないためFacebookのアカウントが停止される」など、ネットに詳しい識者としては致命的な事件が起きており、やむなく出すことになった。自分の勘としては非常に迷いがあり、今でも正しかったのかわからない。(たぶん間違っている)

 

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  • テレビ東京 「スゴい会議!」出演

どうせ顔を出したので、今までお断りしていた顔出しの出演もお受けしたりするようになった。テレビに出るたびにGoogle検索(日本)の急上昇に入っていた。

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  • デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー受賞

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これまでの賞と違い僕単独での受賞ではないが、キャラデザインをした投稿DO画がすごい賞を受賞。授賞式ではドラクエ、ツイッター、サマーウォーズと、周りの受賞者が著名すぎてビックリした。

 

 

2011年(31歳、NTTと個人の能力が合致)

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  • ゆかいな誤変換。がATOKの広告に(バカリズムさん起用:電通)

 

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  • テレビ東京 「ゴッドタン」出演

 人気番組に呼んでいただく。他にもいくつも声をかけていただきありがたかった。

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この年、NTTレゾナント ポータル部門に異動になり、会社員での仕事がもともと個人でやっていたWEBサイト作りと完全合致するようになる。

以後、会社での仕事が増えて個人活動が減るが、それはそれでありなのではないかと思い始める。追求すべきはバケモノのような数値ではなく自らの幸福だろう。

震災があったので、ツイッターの内容がおもしろネタから情報発信に変わったり、チャリティイベントを飯野賢治さんと行ったり、今までは絶対にやらなかったことをいろいろ試してみた。

 

 

2012年(32歳、炎上など)

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NTTのプロモーションにブログのノウハウを利用する。登場人物が僕でない場合、「自分が出るよりバズらせやすいな」と発見があったりした。

 

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2011年4月に開始した地震時Twitterに「おっぱい!」とつぶやく試みが日本中に普及し、毎回トレンドに入るようになってしまう。下品だし書くたびにフォロワーも減るのであまりよくないと思っており、2016年熊本地震を機に停止。だが、日本中に広まってしまった習慣は消すことができないようで、今も地震が大きいと10000人規模の人が書き込んでいる。僕の死後も続くのかもしれない。

 

  • NAVERまとめサービスが開始したのでまとめを始める

ネットのまとめ記事をつくる事に挑戦してみる。ブログのノウハウがあるので非常に相性がよく、1記事24時間で108万PVを獲得するなどした。国民の100人に一人が見た状態に近い。ブログは1億PV獲得までに4年かかったが、こちらはあっさりと数千万PV(下)を取れたのが驚きだった。個人ブログだけではない新しい数字の獲得方を学んだ。あとで知るのだが、収益も発生する仕組みになっておりたくさんの収益が入ってきた。

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  • 家入一真さんと作ったサービスstudygiftが炎上

高すぎる学費と増加する貧困の中で、身近に困っている人がいたのでクラウドファンディングで学費を集めるサービスを作ろうとして炎上。身近な人を助けるのなら個人的に100万円くらい貸せばいいだけの話だったが、もっとお金を出してちゃんとサービスを作り、日本中の学生を救おうとしたが失敗。僕はメンタルが激しく強いので大丈夫だったが、ツイッターを巻き込む現代型炎上の走りだったと思う。実はこれは2006年に見た光景と非常に似ており、幸福な生き方について理解を深めるチャンスになった。

 

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  • 炎上でブラックジャックによろしくのマンガ仕事が来たりする

運が良かった(笑)

 

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  • ニコニコ動画 第5回動画アワード出演

麒麟 川島さん、浅倉大介さん、吉木りささんなどと共にニコニコ動画全体の年間大賞を紹介するアワードの解説者に。視聴者数は13万と多く、以後LINE LIVEの60万人に抜かれるまで自身の出たネット放送で最大の視聴者数だった。

 

  •  アルファブロガー・アワード2012受賞

 

 

2013年(33歳、NTT活動多め)

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  • NTTレゾナントから「Likecamera」リリース。1年で50万DL到達

「いいね!(Like!)」が付きやすくなるカメラという、後で言う「インスタ映え」だけを狙うようなカメラアプリを出す。リリース時に一度宣伝しただけで、あとはノンプロモーションで50万DL。ものすごくうまく行った。このサービスは個人で作っていたら今でも運営していたかもしれず、自分の作るものと権利の所在について考える。

 

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  • NTTレゾナントで3Dプリントを使った企画をやったりする

個人では試しにくい、初期投資が高額なサービスは会社でやったほうがいいな、と気づきいろいろやってみる。

 

  • ソーシャルの影響力を測るKloutスコアが国内14位に。

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ソーシャルの力がすごいことになってきていた。国内のアカウントで僕より上にいるのが、浜崎あゆみさん、GACKTさん、小室哲哉さん、YOSHIKIさん、絢香さん、北島康介さん、ロケットニュース、大沢伸一さん、津田大介さん、シネマトゥディ、水嶋ヒロさん、きゃりーぱみゅぱみゅさん、茂木健一郎さんの13人だけ、という恐ろしい状況。

それまではアルファブロガー、カリスマブロガーと呼ばれていたが、インフルエンサーと呼ばれ始めたのがこの頃かもしれない。

 

  • トークライブ「豆ナッツ~bean~」開催

ツイッター上で活躍していたエラー403くん、ダ・ヴィンチ・恐山くんと連名でトークイベントを実施。ゲストはARuFaくんと、ネタ系WEB界が好きな人には超豪華、そうでない人は全く誰かわからないというイベントだった。

 

  • 再び炎上する

事実ではない炎上で大変だった。(手も握ったことのない友人と事実婚したことになった)僕はすごく困っている知人を助けようとした時に炎上することに気付き、「困っている人を助けなきゃ!」という気持ちを抑え「敢えて見捨てる」ことを決断しないと自らの身を滅ぼしかねないことに気づく。(遅い)

 

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  • 「恋する!brotherくん」リリース

 プリンタと恋愛するゲーム「恋する!brotherくん」をリリース。Twitterトレンド1位になったり、実況動画がいくつも投稿されたり、日経や東洋経済の真面目なインタビューを受けたり、Yahoo!でまさかのTOPニュースになったり、とにかく話題になった。

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なんと海外にも「日本がヤバい」という文脈で拡散。このあたりから僕のコンテンツが海外にもバズるようになる。ちなみに、当初の目的だったプリンタはよく売れた。

 

 

2014年(34歳、LINEスタンプ出す)

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  • ゆかいなエヅプトくんスタンプリリース

 上手なイラストレーターのスタンプばかりだったので、逆張りで下手な絵のスタンプを出してみる。目を疑うくらい売れて驚くほどの反響があった。

HISASHIさん(GLAY)、川谷絵音さん(ゲスの極み乙女。)、篠崎愛さん(グラビアアイドル)をはじめ、すごく多くの著名人の方がツイッターに書いたり、インタビューで「エヅプトくん使ってる」と話してくれたりして、完全に僕の手を離れた広まり方をしていた。一瞬でも売れるループに入ると自分で宣伝する必要すら無く、自動増殖していくのか…。

 

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 そして、映像クリエイターだった20歳から15年ぶりにテレビに密着された。番組はまさかの経済番組ワールドビジネスサテライト。

 

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他にもテレビにはたくさん出た。この年はLINEの公式イベントに登壇したり、スタンプ大賞にノミネートされたり、エヅプトのキャラクターを使ってアプリゲームを作ったりした。

ファンの活動は増えすぎて、エゴサでは追いきれない状態になっていた。若い女性の間でエヅプトポーズでプリクラを撮るのが流行った。なぜなのか…。

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2015年(35歳、スタンプが巨大仕事に)

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  • 日テレ「高校生クイズ」の広告キャラクターにエヅプトくんが就任

人気長寿番組「高校生クイズ」。PRキャラクターとして、2013年「AKB48」、2014年「ももいろクローバーZ」に続き、なぜか2015年「ゆかいなエヅプトくん」が採用された。舞台装置、トラック、Tシャツなどにもエヅプトくんが大量に印刷され、参加者全員プレゼントもエヅプトくんタオルだった。

 

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参加芸能人の方もエヅプトくんTシャツを来てくれていた。うれしい。

 

 

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  • エヅプトくんグッズが4社21種類以上発売

すごい数のグッズが出た。正直、稼働が限界でエヅプトくん以外の案件が全くできない日々が続いていたが、未知の体験が毎日あり面白かった。

 

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おもちゃ展示会などで、超有名キャラに並んで自分の下手な絵が出ているのは不思議な感覚だった。

 

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  • サイバーエージェントさんと「ゆかいなエヅプト炎上」リリース

炎上経験を活かしてエヅプトくんが炎上するゲームを出す。iPhone無料アプリ、最高3位を獲得。やはり1位が取れない人生なのか。

 

 

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  • ホンマでっか!?TV(フジテレビ)に出る

明石家さんまさんがLINEを使い始めたということで、スタンプ専門家として出演。当たるスタンプの作り方を話す。

 

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他、本にたくさん載ったり講演にたくさん出たり、エヅプトのマンガを連載したりした。そういえば、タイのテレビにもスタンプ作家として出た。同時通訳はしゃべり方にコツがいることがわかった。

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  • 「 言い訳ばかりの私を変えた夢みたいな夢の話」出版

個人ブロガーだった僕も、いつの間にか会社での働き方が完全にリーダー役になってしまったので、その時の話が本に。この頃からチームを作ることを考え始めた。

 

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  • QREATER AGENTと契約

専属契約ではないものの、事務所に所属してみる。

 

 

2016年(36歳、肉スタンプ当たる)

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  • 実写スタンプ「肉くん」が当たる

実写のスタンプが出せるようになったので、生肉の写真を撮ってリリース。ツイートが24時間で200万回見られ、YahooのTOPページに出たりLINEニュースで紹介されたりしたため信じられない売れ方をした。

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なんとLINEストアで総合2位と、順位だけならエヅプトくん(最高5位)よりも当たったのだった。運が良かった。

そして、エヅプトくんの時と同じく、たくさんの著名人の方(肉好きの声優さんや、グラビアアイドル、タレントさんなど)が宣伝してくれて、その結果出会える知り合いがどっと増えたりした。毎度になってきているが、海外のニュースメディアにも「日本がヤバい」という文脈でたくさん紹介された。

ちなみに、大当たりはしたがエヅプトほどの持続はしなかった。大量にパクリスタンプが出現したのだ。よく考えれば当たり前で生肉には何の著作権もない。やっぱりキャラクターを作るのが重要だな、と再認識するきっかけになった。

 

 

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  • LINE LIVE出演。視聴者62万人と過去最高数値に

2010年にニコニコで驚いた13万人を遥かに上回る視聴者数だった。サービスも世の中も日々変わり続けているから、僕も自分をアップデートしてついていかなくてはいけない。

 

 facebookの電話番号設定がデフォルトのままだと危なかったので記事にしたところ、大きな話題になった。

 

 

コミケのような展示即売イベント。初めて自分で店を出してみた。正直、僕の能力には全く向いておらず、誰かの力を借りることが必須だと感じた。会場の準備はもちろん、お釣りの用意すら一人では満足にできなかった…。

 

 

2017年(37歳、共同体作りへ)

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  • 「 言い訳ばかりの私を変えた夢みたいな夢の話」中国で発売

著書が初めて海外で翻訳され発売になった。

 

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  • LINE公式配信「スタンプアプリ徹底解明」 LINE LIVE出演

ゆうこすさん、芦沢ムネトさんと出演。35万人が視聴。

 

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  • 「ポリポリクラブ」コミケ出展

 

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  • アーティスト写真のカメラマン仕事も時々やる

もともと映像の出身なので、知人に頼まれた時に一眼レフを担いで撮影仕事も行う。カメラマンとして、僕の名前が全く出ないケースもあり(笑)

 

  • はてなブログを開設してみる

2014年位から書けていなかったブログを試しに書いてみる。はてなブログで始めたので「はてなブックマークHotentryの1位(左上)を取るまでやってみよう」と仮の目標を定めたが比較的すぐに取れた。「今更個人ブログにのめり込みすぎても過去以上の恩恵はないだろう…」と思い直し更新頻度を下げる。人生の時間は有限だ。

 

  • 2015年頃から取り組み始めた共同体作りを本気で行う

 今本当にやりたいことを考えると「共同体」を作ることなのだと思う。僕は数字を相手にするのが得意で、機械や社会を相手にいろいろなことを経験してきたが、最終的に面白いのは人間だと思うようになった。(遅い)
バケモノのような数字を取ることも得意だが、バケモノのような数字は同時に闇を孕むのをたくさん見てきた。等価交換なのだろう。この力は必要なときにだけ使うとして、それよりも手の届く小規模な範囲で良いので、楽しく信頼できて生涯付き合っていくような価値観の近いグループを作りたい。

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以前より遊ぶようになった。仲間と旅行にも行った(上)。こういう通常の人がしてきた経験を僕はほとんどせずに生きてきていた。数字の取れない活動を重視するようになった。友達の「ほしいものリスト」にたくさんプレゼントを送るようになった。人のために時間やお金を使うようになった。仲間の結婚式の主賓になって新婦代表のスピーチをしたりした。

 

 「表情がいい」と言われたこの写真も仲間といる時に仲間が撮ったものだ。このバズは580万人が見たが何の仕事も生み出さなかったし1円も入ってこなかった。

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でもそれでいいのだ。幸福であればいい。

このブログ記事の経歴を見ればわかるように、僕は元々神がかっているほど幸運なので、僕の回りにいる仲間も運が良くなることが多くなった。(そもそも名前が「吉永= Lucky eternally(永遠に吉)」という時点でどうかしてる)

 

2018年(38歳、小さな共同体と名前を出さない活動)

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  • 小さな共同体の成立と運営

2015年、2016年と作ってきた10人程度の小さな共同体を2チーム作り運営。男女半々、全員を何らかの特殊能力(小説、俳優、アイドル、音楽、など)を持っている人のみで構成した。

全員が本職における利害関係のない、部活動のような場として機能させたかった。全員の能力がなるべく対等で、極限まで心理的安全性が確保された場にすることを心がけた。

本来は僕がリーダーですらない「全員対等」という関係が作りたいが、僕がリーダーにならざるを得ないのはジレンマだった。もちろん去る人もいれば入る人もおり、個々人のメンタルや本業の調子などでゆらぎはたくさんあるため
試行錯誤をしながら現在も運営を続けている。共同体の運営はおもしろいが難しい。

ちなみに特殊能力者たちは、「自分が所属するコミュニティ」が人生で一つ増えることになり、目に見えて安定していった。大きな仕事が決まったり、結婚が決まったり、子どもができたりした人で溢れるようになった。

 

  • 名前を出さない活動を試す

2002年(ミスチル)、2006年(宇多田さん)の日常を見る中でずっと感じていた「活動で成功し、知名度の頂点を目指す必要はあるのか?」という疑問に仮の答えを出してみることにした。

「ない」と。(これについてはいつかブログに詳しく書くつもり


そのため、2018年はヨシナガの名前を全く出さない活動に焦点を絞り、大きく分けて3つの活動に従事した。

VTuberになってみる(2019/3/20詳細更新)
・有名プロデューサーのアイドル活動をネット戦略部分で手伝う
・VTuberの延長で自分もYouTuberグループに入り運営を手伝う

どれも新規に多くのことを学ぶ必要があり、学習が好きな僕としては非常にやりがいがあり面白かった。

当たり前だが、名前を出していないので周囲からは「ヨシナガは最近何も作っていない」と見えているだろう。ツイッターのフォロワー数も当然減っていく。

2019年、場合によっては一部の活動を
開示するかもしれないが、あくまでバランスを見ながらやっていきたいと思う。
 

  


 

 

ということで、

2019年1月現在まで、ヨシナガがどのようなことを考えてお仕事してきたかのまとめでした。自分でもびっくりするくらい多くて、「ヨシナガが何をしている人なのか」は結局わかりにくかったと思います(笑)

 

書ききれなかったこともたくさんありますが、2019年は「これ、ヨシナガがやってたのか!」というような活動がいくつかお見せできるかもしれません。

引き続き新しい挑戦は継続して行い続けますので、お仕事依頼&興味のある方はいつでもご連絡下さい!(僕に会う予定のある方は直接聞いて頂ければいろいろとお話します!)

 

吉永龍樹(ヨシナガ)

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コレラと僕と創作衝動

 

もう時効だと思うので書く。

 

僕は比較的大きな会社に勤めているのだが、ずっとずっと前、あるビルに勤務している時「そのビルの勤務者の中からコレラの感染者が見つかる」という事があった。

 

全社一斉メールで

【周知】コレラ

というアラートメールが飛び、思わずざわつく周囲。



その非日常的な文字列を目にした時の僕の興奮はすごかった。

今まで非日常だと思っていたコレラが、間近にあるのだ。怖いけど気になる。気になるけど遠い世界の話すぎてよくわからない。

この興奮を誰かに言ったり、ブログに書いたりしたいが、そんなことをしたらビル全体で問題になるのは明らかだ。




だが、それでは収まらない興奮。

この高まりをどこにぶつけたらいいのかわからず、とりあえず僕はコレラウイルスの絵を描いた

 

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コレラっ子である。

いいのができた。コレラの怖さを緩和するため、とりあえず「っ子」をつけておいた。

 

だが、冷静に考えるとこれをブログに出すことも「におわせ」になってしまい良くないのではないか。「僕は身近に本物のコレラがあるんだぞ」という、身近にコレラを感じない人々にとってはコレラマウントになってしまいかねない。

 

コレラは人類の前に等しく平等なのに、たまたま自分の近くにあるからと言って、ひけらかしたり見せびらかしたりするものではないのだ。コレラを使った過剰なマウンティングはコレラ・ハラスメントと言われてしまう可能性すらある。

 

 

結局、コレラっ子は断腸の思いでお蔵入りにしたが、

心を揺さぶる感動は芸術活動の触媒となり、創作を支える

という芸術家のセリフで聞くような綺麗事をこれ以上ないほど実感した。

そう、芸術は衝動なのだ。衝動が爆発して、勝手に形を為すというのは本当だったのだ。ありがとう、コレラ。

 

もし僕に、毎日こんな衝動があれば、どんなにいい作品が作れるのだろう…。

 





ということで、

みなさんもコレラになった際は、ぜひゆるキャラにしてみてはいかがでしょうか?



(結論がおかしい)

 

マック赤坂さんを肉眼で見ると違った話

 マック赤坂さんが「酒に酔った女性への暴行疑い」という速報ニュースがツイッターで回ってきた。

これを見て、自分が5年以上前に書いたメルマガ限定のコラムを思い出したので、ここに再掲しておきたいと思う。

 


 

2013/4/16

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僕秩プレミアム!

デジタルどっぷりな世界から見た、日常の中にある小さな発見や雑感のコラムを不定期にお届けします。

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■ 肉眼で見ると違う話 (Writer:ヨシナガ)


マック赤坂さんという、選挙があるたびに立候補をしている方がいる。最近では2014年度の東京都知事選に立候補して落選した後、立て続けに大阪市長選に立候補し、落選している。

・スマイル党公式ホームページ-スマイルセラピーで大阪革命
http://smileparty.info/


僕はマック赤坂さんについて、おかしな選挙ポスターと政見放送しか見たことが無いので、勝手なイメージで

・落選するのは分かっているのに、どうして出るんだろう
・なんかぶっ飛んでる、怖い人なのかな…
・でも、選挙資金はあるお金持ちなんだろうな


と、なんとなくネガティブなイメージを持っていた。

ところが今年の都知事選選挙期間、マックさんが渋谷で街頭演説をしているのを偶然目撃する機会があったのだが、直接肉眼で見てその場の空気を感じた瞬間、全てが変わった。

「あ、僕のマック赤坂さんへの認識は間違っていたぞ」


と気づいたのである。

これまでとは全く違う真の答えに到達したので今日はそれを紹介したい。




渋谷駅のハチ公口を出ると、すぐ横でマックさんが演説をしていた。

政見放送で見るのと同じ全身タイツ?のような奇抜な格好だったのだが、そこで感じたオーラは「なんかぶっ飛んで怖い人」ではなかった。

マックさんの周りには渋谷の若い子、特に大学生くらいの女子がものすごい数集まり、みんなスマホで写真を撮っている。おそらく珍しいものを見たのでツイッターに投稿でもするのだろう。

そしてマックさん自身は、写真を撮られながら演説というよりはマイクを使って雑談をしていた。


「えー、みなさん、この演説はあと10分で終わります。この後一緒に飲みに行きたい人集まってね~。近くの居酒屋で飲みますよー。」

と言っていたのだ。そこで「えー!うそー?!」という歓声が上がり、女子たちは盛り上がっていた。恐らく友達に自慢するネタにするため、この後一緒に飲みに行くのだろう。


「あ、マックさんのこれは選挙活動じゃない。"モテ"テクニックだ……」


この瞬間、全てが腑に落ちたのである。



マックさんは65歳だという。

一般的な65歳のおじさんは、渋谷を歩いても黄色い歓声が上がって写真を撮られることも無ければ、ましてや女子大生たちと一緒に飲みに行く機会も無いだろう。おそらく死ぬまでずっと。


だが、マックさんはそれらを全て実現している。まるで芸能人のように。

お笑い芸人はモテるというのは有名な話だが、マックさんはそれを「選挙を使って実現」していたのではないだろうか。


それならば300万円という高額を支払い、当選しそうにない選挙に毎回出るのも納得できる。あれは自分のCMだったのだ。政見放送は6分だが、15秒で1000万円というCMの単価を考えると、300万円は安すぎるくらいだ。

そして政見放送に出ればみんなに顔を知ってもらえるので、それ以上のこと(選挙の当落)は彼には関係無かったのではないかという推測までできる。

むしろ都知事に当選してしまったら仕事が爆増したり、大阪の選挙に出られなくなってしまったりするので、落選した方が良いとさえいえる。


ただ、世の中には6分の政見放送だけでは顔や名前を覚えてもらえない凡庸な候補も多い。そう考えるとマックさんがあの6分になるべく強烈なインパクトを残すために、おかしな動きをしたり、変なコスプレをしたりしていることも納得できる。

政治家の政見放送としては大きく間違っているが、彼の人生にとっては、あの放送がベストだったのだ。

・ マック赤坂 2014年東京都知事選 政見放送
https://www.youtube.com/watch?v=rSdRsdGZZKA
(2018年追記:削除済みでした)


このように、ポスターや放送では分からないけれど、現場の空気で初めてわかった本当の温度感。一般的にWEBサービスは温度感を伝えるのが苦手と言われていますが、今まさに来ている動画時代、そしてその先。

今後はそこを伝えるサービスがどんどん躍進していくのだろうな、そんな事を考えさせてくれたマック赤坂さんのモテオーラでした(笑)


(ヨシナガ)


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2009年以前に携帯電話公式サイトで配信していたコラムは講談社から「僕秩プ
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悪意に対する感度が麻痺している話

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先日の「AppleWatchをなくした」話。

bok.hatenablog.com

珍しい事件だったので面白いと思って書いたのだが、読者の方からの反応を見てビックリした。

 

 読者コメント 

・いや返せよ泥棒ども

・遺失物横領なので警察に被害届だした方がいい

・3人が帰るのを示し合わせてたのなら共犯、仲など気にせず暴けばいい

・落としたAppleWatchを目の前で盗まれた話だった... これはひどい...

・うわ、腹立たしい…

・盗まれた可能性大有りなのに前向き~

 

 

かなり強い怒りのコメントが多かったのだ。

 

あれを読んだ親からも「残念だったね。けれど悪い人にはきっと罰が当たるよ」というLINEがきた。

 

皆がそろって同じようなコメントをくれるということは、ここは本来 怒っていいところだし、悲しむべき状況だったのだろう。

 

だが、当の僕はなんともなかった。

怒ってもいないし悲しんでもいない。「珍しい」とブログのネタにしただけ。

 

盗られたのは確かに残念だが、AppleWatchは遺品や日記のように「取り返しの付かないほど重要なもの」ではないし、そもそも発端は置き忘れた僕の過失だ。

そして、盗った側にもいろいろと事情があるだろう。あの場で言い出せなかった気持ちもわかるし、もしすごく貧しい人だったら売ることで生活が多少楽になったりするかもしれない。

 

そう話すと、「ヨシナガ、お前ちょっとおかしいんじゃないのか?」と言われた。

 

そう、どうやら僕は「他人からの悪意に対する感度」が麻痺しているようなのだ。

 

 

 いつからそうなったのか、考えてみると思い当たるフシが一つだけあった。それは、「過去にブログが大当たりした」ということである。

 

僕は22~23歳位でブログが大当たりして本になったりテレビに出たりと、チヤホヤされるようになった。それだけ聞くと良いことのように聞こえるがそうではない。すべての物事には両面がある。

 

輝かしい人気や数字を集めている裏では、

2ちゃんねるに住所を書かれる

・殺害予告など(多数)

トークライブに事件を起こしそうな人が来る(イベント中突然ヨシナガと叫び舞台に上がろうとした男性が来た→会場スタッフが警察引き渡し)

・炎上時、個人に集中する100万人単位の悪意

 
のような色々なことがあった。 個人サイトだったので世の中の闇の縮図のようなものを2002年からずっと個人で受け続けてきたのだ。

 

今でこそネットも完全普及したので警察も対応してくれるようになったが、16年前はサイバー犯罪の概念もほとんど浸透していなかったので、本当に為す術がなかった。
ツイッターの普及で、炎上時に芸能人に殺到するコメントは可視化され、誰にでも「ヤバさ」が想像しやすくなったが、当時はそんなものはなかったし、相談する相手もいなかった。

 

初めて見る強大な理不尽、理解不能な悪意。これが人間の本性なのか?
想像を絶する、普通の人生では一生経験もしないようなものをたくさん見た。炎上がYahoo!のトップに出ている時などは「人によっては、炎上で死ぬ人もいるんじゃないか?」そう思えるほどの強い圧だった。

 

だが、それらは得ているモノとの等価交換なのだろう。僕は幸運にもその中を生き延びることができた。おそらく、その中で悪意に関するセンサーが壊れたのだと思う。

 

 

先程の「悪い人にはきっと罰が当たるよ」というセリフ。

自分の身に不幸が降り掛かった時、そう考えるのは簡単だ。世界各国の宗教でもそう教えている。手軽に怒りを発散して安心できるからだろう。

 

ただ、世の中はそれほど単純ではなかった。

果てしない悪意を持つ悪人が悪の力で登りつめ、成功していくのも見た。そもそも悪という概念自体が相対的なものだ。他人を殺して登りつめたとしても、勝てばそれが正義に置き換わったりするのを見た。

 

世の中は果てしなく残酷で、果てしなく複雑だった。

 

なら、その中で戦うしかない。戦い抜くには強い力だけではダメで、平常心や自分を信じる心、そして仲間や環境が絶対に必要だった。

 

僕は基本的に好戦的な遺伝子を持っているので、戦う時は徹底的に戦う。自分がある程度勝負強いのも知っている。特に普通の人が緊張する本番にめちゃくちゃ強いのだ。恐ろしい悪意の中を折れずに走ってきたことも自信につながっているのかもしれない。

 

だが、本気で戦うことは自分がわずかでも悪に踏み込む可能性も孕むし、やりすぎると周囲との人間関係にも影響するだろう。相手を打ちのめすことも相手から見れば「悪」だし、自分が負けてボロボロになることだってある。

 

だから時と場所を選ばなくてはいけない。めったな事では怒りや戦闘のモードに切り替えてはいけない。その力は本当に自分の人生を左右しうる、重要な時に限って使うべきだ。

 

 そう思って生きる中で僕は、冒頭の「完全に感覚が麻痺した」状態になったのだと思う。

 

 この流れを理解していただくと、「AppleWatchを他人に拾われたこと」には理不尽さも悪意もほとんど感じないようになった状況が、少しは分かっていただけるのではないだろうか?

 

 そして 

悪意に対する感度が麻痺した後も人生は続く。
その後も「もの作り」を続けると、人はどこかで選択を迫られることになる。

・さらなる人気を手にし、さらに強大な悪意を受けるか?

・人気をここまでに限定し、今の悪意で食い止めるか?

・リタイアし、自分に対する悪意を消滅させるか?

世界に存在する悪意から解き放たれる方法はあるのか?そもそも、強大な人気を手にする必要はあったのか?

僕が15年考えてきた中でたどり着いた想いに関しては、またいつかブログに記してみたいと思う。

 

落としたAppleWatchを目の前で逃した話

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先日、AppleWatchを紛失した。

完全に僕の不注意なのだが、その時の状況がSFっぽくて面白かったので記録しておこうと思う。

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その日は横浜でイベントに参加した後、野毛という場所で友人と飲んでいた。

AppleWatchは初代の発売日から使っており、こんなツイートがバズったこともあるのだが、

僕は基本的に腕に何かを巻きつけるのが苦手で、着席時には外して机に置いている。

ところが、その日はテーブルがいっぱいだったので横の棚に置いてしまい、忘れて帰ってしまったのだ。



店から離れた後、時計がないことに気づきiPhoneを確認。
AppleWatch 未接続」と出ているのでカバンやポケットなどの、10m以内には無いことがわかった。

その後、店に戻ってみるとうれしいことにiPhoneの表記が変わった。
AppleWatch 接続済み」と表示されたのだ。10m以内にある!良かった!

さっそく、店員さんに事情を説明して前座っていた席と棚を見せてもらう。既に別の客が飲んでいたので、「申し訳ありません、AppleWatchを忘れてしまいまして…」と謝罪しながら時計を探した。

が、無い。



店員さんが「本当にここで落としたんですか?」と聞くので、iPhone画面を見せ「今、接続済みになっているので、10m以内にあるはずです」と説明し、もう少し探させてもらうことに。

すると、その席で飲んでいた3人の客が突然「帰る」といい出したのだ。

楽しく飲んでいたのを、僕が割り込んで邪魔してしまったのかもしれない。「申し訳ありません。全然飲んでいて大丈夫ですので!」と謝ったが、結局3人組はすぐに会計を済ませ、早々に夜の街に消えていった。


そして、ふとiPhoneを見て驚いた。

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AppleWatch 未接続

に変化していたのだ。


心底ビックリした。
まだ電池は充分にあったし、その場から移動したのは彼らだけなので、たぶん今の3人の誰かが持っていったということなのだと思う。

だとしたら、僕は目の前で犯人と会話していたのだ(!)


ただ、彼らの気持ちになってみると言い出せなかったのも理解できる。
「お、居酒屋にAppleWatchが落ちてる、ラッキー」とポケットに入れることは誰だってするだろう。だがその後に持ち主が現れてしまった場合、なかなか「実はポケットに入れてました」と言い出すことは難しいと思う。

3人が同時に拾ったのであればまだしも、1人がこっそりと拾ったのであれば、告白しなくてよかった自らの罪を、仲間二人にも晒してしまうことになる。今後の3人の関係性にすら影響するかもしれない。


 まとめ  ということで、
技術が発達して位置情報がわかるようになったものの、iPhoneのように単独で音を鳴らしたり、位置情報確認機能がついていなかったため、

「目の前にあるのがわかっているのに、回収できなかった」

という珍しいイベントが起きた僕のAppleWatch。拾った側も、僕が現れた時はさぞドキドキしたことだろう。

発売日からずっと記録していた活動ログが途切れるのは残念だが、

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これも何かの縁だと思って、積極的に次のモデルを購入していきたい。

 

 

天才と人間性

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先日、ラジオの収録で初めてお会いした方のツイート見て思い出したことがある。



僕はコツコツ努力型の人間なので全く天才ではないが、なぜか昔から「天才」と呼ばれることが多いのだ。


ラジオの例のように初対面の人はもちろんだが、学校のクラスやサークルから始まり、会社のグループ、趣味の合う友達、一緒にイベントを企画するチームなど、お互い全く面識のない人々からことあるごとに天才だと言われ続けてきた。
なんと、あだ名自体が「天才」になってしまい全く本名で呼ばれないグループすらある。



だが実際に僕は天才ではないし(二度目)、自称「天才」はむしろ経歴詐称のようになってしまい良くないと思っているので、一度も自称したことはない。どうしてこうなったのだろう。

はじめは、他の人も僕と同様の割合で天才と呼ばれているのではないかと思い観察してみたのだが、いくら見ても他人は全然呼ばれていない。呼ばれているのは赤ちゃんやペットくらいだった。

つまり、僕には「天才ではないが、他人に天才だと誤認させる何か」があるのではないか?

その詐欺的とも言える能力が何なのかをずっと考えていた。



 

パッと思いつくのはこのような要素だ。

・受け答えの速さ
・アイデアを出す速さ
・出したアイデアの強度
・実行に移す力
・未知のジャンルを学習する速度

いろいろ可能性はあると思うがどれもピンとこない。自慢に見えないように何度でも書くが、僕は努力型の人間なので別に天才ではないのだ(3度目)。ものづくりや学習能力の偏差値は69~70くらいなので低くはないが、僕よりもすごい人は学年に何人もいる。

 

 

そんな中で最近、「存在を天才たらしめる条件」めいた要素に到達することができた。

 

それは

・意味がわからなく「心の奥から理解し合うことが困難?」という空気を出している

人間っぽくない

ということである。

 

先の例で天才と呼ばれていた他の存在に赤ちゃんやペットを挙げたが、それらも「相互理解の困難さ」という点では同じ。

つまり、「こいつは仕事がそこそこできるかもしれないが、相互理解は困難だな」と感じたとき、人は他人を「天才」と呼んでいるのではないだろうか?

そもそも天才(genuis)の語源が「神性」らしいので「人っぽくない」のは当然とも言える。赤ちゃんもペットも人っぽくはない。僕もそうだったのだろう。ただ、印象がマイナスだと人から「天才」とは呼ばれないっぽいので、僕がかろうじてプラス側だったのは救いである。


 

 まとめ  そもそもこの結論に到達したのは、ここ数年で自分の人間性が高まると同時に「天才」と呼ばれる度合いが下がったように思えたのがきっかけだった。

僕が実際に何らかの才能を失ったのか、それ以外の要素があるのか…?

その結論が「相互理解の困難さ」だ。

もちろん、僕の才能も失われたのかもしれない。それでも人間らしく生きることに意味はある気がする。

天才でないことには「天才と呼ばれるのと同じか、それを上回ってもおかしくないほどのメリットはありそうだ…」と、天才でない今の僕は思っているのである。



 おまけ  蛇足だがこの仮説、逆は真ではない。
(天才と呼ばれるすべての人が「理解困難」なわけではない)

天才と呼ばれる人の中には、芸術その他に爆発的能力を持ちながら、人間的にも完成された複数スキル持ちがたくさんいるし、ダリさんのように「自分が天才である」というパフォーマンスを繰り返す努力により世間に「天才」と呼ばれるようになった人もいる。こういう人も根本の心情理解はしやすいし、きっとコミュニケーション力は高いだろう。

本記事のケースは、あくまで「僕の体験を元にした一例」と捉えていただければ幸いである。

 

 

超豚子炎

 

友達に新しく子どもが産まれるので、画数の良い名前を考えてあげようとWEBで姓名判断をした。

 

が、

何度やってもいい結果にならない。


みんなでムキになっていろいろな名前を試した結果、「伊藤 超豚子炎(ちょうぶたこほのお)」という名前がベストになることがわかった。

 

ちなみに友達の子は女の子です。

よろしくお願いします。

 

 

アニメを見ないのにアニソンばかり聞いている問題

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 なんとなく恥ずかしい気がして今まで人に言ったことがなかったが、集中を要する作業中はアニソンを聞いていることが多い。

 

人は20代までに聞いていた音楽で一生の好みが固定されると言うが、僕の場合はそれがJPOPだったらしい。クラシックやHIPHOPならかっこよかったのだが、そうはならなかった。

特に青春の時期に猛威をふるっていた「小室哲哉さんによるシンセサイザー感のすごい、女性ボーカルによるJPOP」が本当に好きで、大きな影響を受けることになった。僕には音楽的センスや才能があるわけではないので、麻薬的に単純な4つ打ちのリズム+機械的な転調+同じような周波数の女性ボーカルを好んだのだろう。

 

そしてチャートを独占していた小室さんのJPOPが沈静化してしまった2000年以降も同じような音楽を探して、海外のユーロビートを聞いたりしていた。

個人サイト僕秩2002年7月ログに「僕は見かけによらず、ちゃらちゃらしたユーロビートが好きなのですが」という記述が残っているが、あれから15年が経過した現在も僕の音楽的嗜好は何一つ成長していないわけである。

 


そして、ここ10年くらいだろうか、そもそもユーロビートというジャンル自体が古びて陳腐化していくに従って新規に聞ける曲が無くなっていった。そんな苦悩の中で「あ、これは代替になるかも」と見つけたのが、ほかでもないアニソンである。


僕はアニメを全く見ないし、声優さんのことも全くわからない。
反感を買うことも前提で正直に告白すると、萌えに関する理解力が全く無いため目が大きかったり露出が多かったりするアニメキャラクターがあまり得意ではないのだ。悲しいことにアニメを理解する才能がゼロだったのである。

 

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(だからこんなキャラしか描けないのだ・・・)

 

 

だがアニソンを聞く。

 


聞き方は簡単だ。知識が全く無いので、4つ打ちのユーロビート代替となる女性ボーカル音楽を探すために、音楽ストリーミングサービスやYoutubeで「アニソン」と検索して、出てきた音楽をそのまま聞くのである。

 

【例:加入しているAmazon music(定額聴き放題)でアニソンと検索して出てきたアルバム】

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クラシック好きは検索ボックスに「クラシック」と打ち込まないだろう。「マーラー」「ベートーヴェン」など作曲家を、もしくは「カラヤン」「グレン・グールド」など演奏者を検索するはずだ。

 

だが僕は作曲者も歌唱者も全く知らないので「アニソン」と検索するしかない。そのくらい無知なのだ。自慢じゃないがアニメ界では完全に情報弱者と言っていい。

 

 

そして、音楽サービスから名前もわからないアニソンが流れ続ける中で作業をしている時、「お、この曲はいいな!」と思って実際に購入を試みることがある。だがそんな時、検索するとかなりの頻度で表示されるのが「これはエロなのではないか?」と思しきアニメキャラクターのイラストだ。iPhoneに入れておくには若干抵抗がある。

 

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これどういう状況なんだ…

 

すごくエモかっこいい音楽から感じたイメージとイラストの違いに思わずブラウザを閉じてしまい、購入に至らないことが多い。

僕はコミケにも行くし、アニメファンにも全く偏見はない。だが僕自身は「アニメのことがわからない」という現実。

 要するに乖離しているのだ。

 

 

 好みの音楽と、その提供元コンテンツがずれているという珍しい状態に陥っているのである。

そのため、これまではアニソン仲間もいないし、作業中アニソンを聞いているという話も人に言ったことがなかった。アニソン経由で「あのアニメ最高でしたよね」「あの声優さんはいいですね」と話を振られても全く答えることができなくて肩身が狭いからだ。

そんな中でさすがに行き詰まりを感じてきたので、今日はここ数年聞いた中で僕がかっこいいと思ったアニソンをいくつか紹介したい。先程書いたように、ここに並ぶサムネイルイラストは職場で開くにはかなり破壊力の高いものが多いが、曲は90年代JPOPに負けないかっこよさである。(と、僕は思う)

 

 

 

 

-初出時、動画の埋め込みが多すぎてスマホで開けないとご意見を頂いたので2つを残してリンクに修正しました!(15:29)-

 

シグナルグラフ 歌詞つき - YouTube

TSU・BA・SA - YouTube

ちいさな彼女の小夜曲 OP マリンブルーに沿って - YouTube

小林さんちのメイドラゴン・OP/FULL,Ver - YouTube

Wake Up,Girls! / 恋?で愛?で暴君です! - YouTube

Punchline Opening | PMmusic - YouTube

恋は渾沌の隷也 歌詞付き - YouTube 

ななひら ~~ チョコレートグラビティ - YouTube

最強パレパレード 高音質 - YouTube

Yuiko Ohara (大原ゆい子) - Toumei na Tsubasa (透明な翼) - YouTube

【 高音質 】バカとテストと召喚獣にっ! 君+謎+私でJUMP!! Opening full - YouTube

【MAD】れでぃ×ばと!LOVE×HEAVEN 桜沢みみなver - YouTube

[Official Video] ZAQ - Gekijyouron - 激情論 - YouTube

けいおん! ED 「Don't say lazy 」 TS フルバージョン.wmv - YouTube

迷い猫オーバーラン! OP はっぴぃ にゅう にゃあ フル 歌詞つき - YouTube

コネクト - ClariS(クラリス) - YouTube

Nodame Cantabile Opening - YouTube

YUKI 『ドラマチック~Co beau ver.~』 - YouTube

ClariS 『Gravity』MusicVideo トレーラー映像 - YouTube

 

 

 

どうだろうか。

僕は芸術としての音楽はわからない。

アニソンは高貴な芸術とは遠く、わかりやすく同じようなコード進行&音圧のインスタントで麻薬的な作品が多いのかもしれないが、そもそも90年代のJPOPがそういうモノだった。おそらくだが、作曲者のみなさんも90年代のJPOPを聞いて育った人が多いのではないだろうか?これらのアニソンは、90年代JPOPの遺志を継いだとも言える、本当に素晴らしい作品が多いと思う。

だがやはり、ここで気になるのは表示されている絵だ。なぜか肌色の面積が異様に多い。

絵のインパクトが強すぎるので人にすすめることもできず、それ故「こういう曲をもっと知りたいけど、他にもないかな?」と誰かに聞くこともできず、僕はここ10年、ただひたすら検索してきたのである。

 

アニソン」と。

 

 


 

 

そんなわけで、

アニメも声優も全く知らないのに、作業中アニソンばかり聞いている問題。

 

もしお客様の中に「このリストなら、この曲も好きなんじゃない?」というおすすめができる知識人の方がいらしゃいましたら、ぜひはてなブックマークツイッターなどでオススメ曲を教えて頂ければ幸いです。

 

何卒、よろしくお願い致します。

 

 
※僕と同じ90年代JPOPロスの悩みを持っている人のご意見も絶賛お待ちしています!(いないかな…)

 

 

【2/13追記】 感想をたくさん頂いたので、反応の一部をまとめてみました。

togetter.com

 【2/20追記】こんな記事も。

fnmnl.tv

ハンターハンター連載再開!現在の登場人物数を数えてみた

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1/29、いよいよハンターハンターの連載が再開した。

 

 

以前30万人ほどに読んでいただいた

bok.hatenablog.com

では、登場人物が増えてマンガの内容が複雑になりすぎている事象についての原因分析を行った。

 

 

そして次の記事

bok.hatenablog.com

では読者からの情報を元に、キャラが増えすぎていくHUNTER×HUNTERが目指している作品は「キャプテン翼(ジュニアユース編)」だったということを発見してきた。

 

今回はその記事から連載も進んで更に登場人物が増えているため、本日時点で王位継承線編には何人の名前付き登場人物が出てきているのか?をメモとしてまとめてみたい。

 

 

 

現在(2018/1/29)わかっている登場キャラクターを書き出してみたものがこちらだ。

 

・カキン王
 ホイコーロ

14人の王子
 第1王子ベンジャミン
 第2王子カミーラ
 第3王子チョウライ
 第4王子ツェリードニヒ
 第5王子ツベッパ
 第6王子タイソン
 第7王子ルズールス
 第8王子サレサレ
 第9王子ハルケンブル
 第10王子カチョウ
 第11王子フウゲツ
 第12王子モモゼ
 第13王子マラヤーム
 第14王子ワブル


8人の王妃
 ウンマ
 ドゥアズル
 トウチョウレイ
 カットローノ
 スィンコスィンコ
 セイコ
 セヴァンチ
 オイト

 

兵隊(私設兵・従事者含む)
 第1王子
 バルサミルコ(=マイト)
 ビンセント
 バビマイナ
 コベントバ
 ビクト
 ブッチ
 ムッセ
 ヒュリコフ
 
 第2王妃
 マンダム
 スラッカ
 ニペイパー
 
 第3王子
 サカタ
 ハシトウ
 テンフトリ

 第3王妃
 ブラッヂ
 
 第4王子
 テータ
 サルコフ
 ミュハン
 ダンジン

 第4王妃
 ラロック
 
 第5王子
 マオール
 ロンギ
 
 第5王妃
 タフディー
 
 第6王妃
 ナゴマム
 バチャエム
 リョウジ

 第7王子
 サトビ

 第8王子
 ムシャホ

 第9王子
 シェジュール
 ユヒライ

 第10王子
 ロベリー
 ユウリ

 第11王子
 イラルディア
 ラジオラス

 第13王子
 ベレレインテ
 バリゲン
 ウェルゲー

 第14王子
 ウッディー
 シマヌシマノ表記あり)
 サンドラ
 カートン
 クラピカ

・クラピカの仲間
 ビスケ
 イズナビ
 ハンゾー
 センリツ
 バショウ

・幻影旅団
 
クロロ
 ノブナガ
 フェイタン
 フランクリン
 フィンクス
 マチ

・乗船客
 プオール
 (ヒソカ

・3大マフィア
 シュウ=ウ
 エイ=イ
 シャ=ア

・裁判官
 クレアパトロ

 

 

 なんと82人

そして、前回記事で見た構想メモに書かれていたものの、まだ登場していないキャラクター(ベータ、キトカッタム、リュビッヒ、モミイタ、ハイゼン、コミヤ、ピタクス、エリックス、ゾメーサ、等)も多数控えていることを考えると、キャラクターが100人に到達するのは時間の問題だろう。

 

ハンターハンター全話を何度も読み直す僕ですら、正直全員の顔と名前が一致するかどうか怪しくなりつつある。

 

さらに複雑化するハンターに、今後どこまでどれだけの読者がついてくるのかは完全に未知数だが、僕としては変わることなく全力応援して行きたいと思う。


めざせ!登場人物100人!



(もうマンガの楽しみ方の趣旨が変わってきている気がする)

 

Jアラートへの反応で見るそれぞれの日常

www.sankei.com

 

2ヶ所の小さな地震を「一つの巨大地震」と誤認して携帯のJアラートがなった件。

怒っている人もいるけど、それによってその人の日常の立場が見えるのがおもしろい。

 

日頃から部下を多数抱えている立場の人は、周りでミスが起こるのは当たり前だし、行動しないよりは「行動した結果の失敗」の方が企業やチーム存続の意味では価値が高いので、今回のような比較的無害なミスは「ミスだったけれど、よくしっかり動いた」とむしろ賞賛してもいいタイミングと感じるだろう。

 

一方、自分の立場が部下だったり、孤高のアーティストだったりする人は、「相手のミスを認めて将来のために受け止める」という人生経験自体があまりないので、「仕事が止まって迷惑だ、ふざけるな!」という反応になりやすいのだと思う。

 

人も立場も多種多様だからどちらが正しい行動というものでもないけれど、こういう日常の反応でその人のバックグラウンドがにじみ出てしまうのはおもしろいと思う。

 

 

 【1/20追記】

www.kanaloco.jp

8Kスーパーハイビジョンで手書きの絵を記録する

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 NHKを見ていたら、「8Kスーパーハイビジョンの超高精細カメラで原爆の絵を撮影」という特集をやっていた。

確かに8Kスーパーハイビジョンの技術は素晴らしい。


だが、画用紙に書かれた静止画を動画カメラで撮影して、本来のハイビジョン性能は活かせるのだろうか?

 

 

8Kスーパーハイビジョンは現在のハイビジョンの4×4倍、水平7,680×垂直4,320の画素数を持っている。だがこの8Kと呼ばれる解像度、実は静止画の世界では20年も前の技術と言えるのである。

 

コンピュータで印刷物を扱う方ならよく分かる通り、A4サイズの紙を600dpiでスキャンした時の記録サイズがちょうど7~8Kだ。 

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今から20年前、1996年には1200dpiの個人用カラースキャナが出ているので、これを使って原爆の絵をスキャンすれば今回のプロジェクトの2倍近い高密度で絵が保存できる。

 

96年といえば、まだハードディスクが1GBあたり30000円もしていた時代。現在のSDカードは1GBあたり50円以下なので隔世の感がある。コンピュータ的には太古に思えるあのころ、既に個人が画用紙をデジタル保存する技術は8K以上に到達していたのだ。

 

そのような解像度で2017年に、静止画を記録する意味はあるのだろうか? 

 


もちろんこれは「原爆の絵を残す必要がない」という事を言っているのではない。
原爆の絵は文化遺産として絶対残すべきだし、本当に貴重な絵は動画用の8Kカメラではなく、静止画カメラで専門の技術を使って残した方がいい気がするのである。

 

 

例えば「静止画を綺麗にデジタル保存する」という試みではキヤノン綴プロジェクトが有名だ。

 

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このプロジェクトでは、文化的に貴重な絵を一眼レフで複数回に分けて撮影。それらを綺麗につなぎ合わせることで極めて解像度の高い保存を可能にしている。

制作事例を見ると約2.2K(5760×3840)の画素数を持つEOS 5D Mark IIIの画像を20枚組み合わせているので、単純計算で約4億4200万(115200×76800)画素。各写真のつなぎ目は重複になるので1割ほど欠損したとしても、実に4億画素。

 

8Kスーパーハイビジョンと同じ言葉で表現すると実に100Kスーパーハイビジョン画像で絵を保存できることになる。まさに桁が違うし、こちらの形式で保存したほうが将来的な再印刷の際にデータも使いやすくなるだろう。

 


もちろん、8Kスーパーハイビジョン技術にはすばらしい仕様もある。それは動くという能力だ。

 

20年前には読み込みだけで1分もかかっていたこれらの美麗画像を、8Kスーパーハイビジョンでは1秒に60枚も処理できるのである。これはかつては絶対できなかった技術で、非常に価値があると思う。

 

と、なると、おそらく真に保存すべきは画用紙に書かれた絵ではなく、

 

・彫刻などの立体物を360度回りながら記録
→現在の技術なら3次元データを取得可能
・夜景、人混み、大量の葉など非常に細かい部分があり動く映像
・人間、動物

などになるのだろう。

 

原爆の絵プロジェクトについて調べると、数十年前にNHKからはじまった取り組みのようなので、記録データの解像度が低くても続けることに意味があるのかもしれない。実際それで救われる人もいるだろうし、次世代の教育にもなる。

 

ただ、広島平和記念資料館の館長さんが「8Kの描写力がすごい」と言っているインタビューを見ると、「もう少し高解像度で保存すればいいのにな…」と思ってしまうのだった。(←職業病)