先日アプリだけで作ってみた「太き生き物スタンプ」。
このスタンプは全く売れていないのですが、なんとこの記事きっかけでLINE公式さんの生放送に出演して来ました。
僕以外の出演者は左から菅本裕子(ゆうこす)さん、芦沢ムネトさん。さすがLINE公式放送だけあって視聴者35万人というすごい規模でした。
一時間でアプリの使い方がバッチリわかる番組になっていますので、スマホでのスタンプ作りに興味がある方は、ぜひご覧ください!
Facebookの新しいお知らせにこう書かれていた。
「あなたにとって重要な順に表示されるようになりました。」と。
要するに友だちの書き込みが書き込まれた時間順ではなく「僕にとって重要な順」に並ぶようになったらしい。
だが、僕にとって本当に重要なものとは一体なんだろうか。
才能、人間関係、名誉、権力、時間、平穏・・・
30年以上考え続けているが、かろうじて「どうやらお金では無さそうだ」ということが分かった程度。僕の人生にとって本当に価値あるものは何なのか?まだ答えは出ないままだ。
青春のあの日、「もっとも重要なのは才能だ」と考えていた時期もあった。才能のためなら他の何かを犠牲にしても仕方ないと思っていた。何より、自分一人だけで残酷な社会を生き抜くための力が絶対に必要だった。
あれから15年が経ち、今の僕の中では人間関係の重要度が増しているように思う。失った才能との等価交換で、多少なりとも社会性を得たのかもしれない。
こんな風に30年も答えが出ていない「僕にとって重要なもの」。
この答えを、Facebookが出してくれると言うのだ。これが世界で最も成功した企業の一つによるAIアルゴリズムの力なのだろうか。
期待と不安でドキドキしながら、Facebookをスクロールした。
揚子江の豚まん
今の僕にとって最も重要だとFacebookが判断したのは「揚子江の豚まん」だった。
気を落ち着かせながらスマホをスクロールする。
2番目は何なのか。
二番目は「ラグビー日本代表」だった。
スポーツをやるのはもちろん、見るのも大の苦手な僕に対する警鐘だろうか。
そのままスクロールを続ける。
今の僕にとって3番目に重要なものは
「冷やしトマト、もやし、ウーロン茶を頼む男とは即刻別れるべき」という情報だった。そうだったのか・・・。
そんなわけで、今の僕に必要なものは
ということがわかった。
ちなみに4番目は「年間158kgのステーキを食べて体脂肪率5.3%に!」だった。
現在の機械アルゴリズムは賢い。
特に昨今のAIは「人間には到底理解不能に思える回答を提示し、それが人間の判断よりも正しい」という事例を多発させているのも事実だ。あまりに突飛に思えるので「AIのブラックボックス」などと呼ばれているが、いずれ人類はそれを受け入れざるを得ないようになるのだろう。
そして今回の事例で言えば、僕には想像もつかない理由で「豚まんが重要」という提案は正しいのかもしれない。だが、人々が慣れた後にフェイスブック社は「Facebookに反対する意見」や「政治的な主義主張がFacebook社と反するもの」の重要度は強制的に下げて表示されないようにしていくのだろう。
例えば、僕が以前に書いて38000以上のいいね!を集めて100万人くらいが読んだ
この記事などは、この新機能が始まったらFacebook内で拡散することは無さそうに思う。
僕らが一企業のサービスを利用している以上避けられない言論統制だが、その第一歩が今回の新機能でスタートしたのかもしれない。
・
・
ということで、
僕もこれからは、豚まんの重要性について考えながら生きていきたいと思う。
(結論がおかしい)
モデル:河村友歌(pakutaso)
女性が自撮りをする時にピースを顔の横に添えているのは、手との比較で顔を小さく見せるためだという。
ただ、比較と言っても手である。
そもそも手の大きさには限界があるし、手と顔を並べたところで顔が極端に小さく見えるとは限らない。手が小さい人の場合、むしろ顔が大きく見えることもあるのではないか。
それならば、もっと目立って大きいものを顔の横に添えればいい。
例えば岩である。
巨大な岩石を普段から持ち歩き、自撮りするシーンになったらインスタ映えするよう、忘れずに顔の横に添えるのだ。
こんな具合。
岩と比べるとだいぶ顔は小さく見えるし、岩は表面がゴツゴツしているから、肌がつるつるに見えるという思いがけない副次効果もあった。これならインスタでたくさん「いいね」がつくだろう。
ということで、
ピース以上に自分の顔を良く見せてくれることがわかった「マイ岩」。
顔を小さく見せたいみなさんは、ぜひお試しください。
6/21、LINEスタンプ はじめる&売れる LINE Creators Market ガイドブックが発売になりました。
LINEスタンプを作っていて知り合ったスタラボというチームが監修&制作している本で、僕はインタビューのコーナーや、エヅプトくんスタンプや肉くんスタンプの制作についてお手伝いさせてもらっています。
スタンプ作りの最新手順解説はもちろんですが、監修者が全員スタンプ作者なので、豊富なリジェクト事例やスタンプごとの使用頻度紹介など、スタンプ制作本としては決定版と言える内容になっていると思います。
この本の入稿が終わって印刷を待つ間にLINEさんから突如スマホだけでスタンプが制作できる「LINE Creators Studio」がリリースされるなどの波乱はありましたが、LINE CreatorsStudioの使い方はこちらのブログ記事を見て頂ければと思います。
これから「きちんと売れるLINEスタンプを作りたい!」という方は、ぜひ全国の書店やネットでお買い求めくださいね!
会社で仕事をしていると、部下の女性から「ヨシナガさんの玉が私の所についてるんですけど…」と言われた。
「ヨシナガさんの玉」という謎の言葉。少し卑猥にも聞こえるがいったい…。
その答えは持っているものを見せてもらうことで判明した。
あー。
確かに、僕の玉が付いていた。
他人からすれば「ヨシナガさんの玉」と呼ぶ他のないこの物体。
はっきりした名前はわからないが、Amazonでは「マジック磁石」「マグネットボール」などと呼ばれている、会社で僕が日々もんでいる磁石の玉だ。
↑このように63個(=216個)セットで売っており、引き伸ばしてネックレスのようにしたり、小さくちぎって指輪のようにしたり、作った形をグチャッと握りつぶしたり、いろいろな遊び方ができる。
僕のものとは玉の大きさが違うが、達人の動画はこんな感じ。
僕は過去にも強力なネオジム磁石を持ち歩いていたが、強力過ぎる磁力のせいで徐々に電子機器が壊れるという悲しい思いをしたため、最近は磁石を極力避けていた。
ところが、この玉は小さい粒なので今のところ携帯や電子機器を壊さないのがとても良いのである。(※個人の感想です)
とにかく良い玉なのだが、あまりに触りまくっているため、徐々に飛び散って数が減っていたらしい。確かに、買った時に比べると塊が小さくなっている気がする。
そういえば、「肩こり軽減」と言いながらネックレスのようにふざけて自分の首に巻いたことを忘れてそのまま会社を出たこともあった。街を歩き、電車で帰宅して、風呂に入ろうと服を脱いだ時に首もとで壮大に弾けて飛び散って気づいたのだ。あそこでもだいぶ消失しているだろう。
もしかするとヘンゼルとグレーテルのパンくずのように、僕が歩いた道には目印のように僕の玉が落ちているのかもしれない。
ということで、
最近お気に入りのとても良い玉。
気になる皆さんは、ぜひ一度もんでみることをオススメします!
先日、Twitterで「絵を描く人は幼少期に頭を強打したことがある」という説が話題になっているのを見た。
そのツイートには「私も強く打ちました!」「私もです!」というイラストレーターさんからの返信が殺到しており、かなりの説得力がある。
だが、冷静に考えるとそもそも人は、かなりの確率で幼少期に頭部を強打するのではないか?
どうしても気になるので、自分でアンケートを作った所、9000名以上の方(なんと日本国民の13000人に一人くらい!)が回答してくださったので、結果を紹介したい。
それがこちらだ。
絵を描く人の中の「頭ぶつけた率」は75%。確かに、大部分が頭をぶつけているといえるだろう。
一方、絵に関係なく全ての人の中の「頭ぶつけた率」を調べると73%。そもそも大部分の人間は幼少期に頭をぶつけがちなようである。
では、一般よりも絵を描く人の頭ぶつけ率が2%高いことで「絵と頭部強打に相関関係がある」と言えるのだろうか?
標本誤差を考えると、今回のサンプル数の場合95%の確率で1.2%以内の値になるらしいので
絵を描く人の中の「頭ぶつけた率」
73.8%~76.2%
全員の「頭ぶつけた率」
71.8%~74.2%
ということになる。
本当に僅かではあるが、絵描きの方が頭を強くぶつけている確率が高いと言えるのかもしれない。
そして本題はここから。
統計データを取ったり標本誤差を計算したりするためには、単純な無作為抽出であることが前提になっている。
わかりやすく言うと、「今回調査できた9000人と、国民1億2000万人の中には同じような比率で絵描きや頭をぶつけた人が混ざっている」ということが計算の大前提なのだ。
ところが、同じ趣味の人間でクラスタ(集団)を作っているTwitterの特性上、今回のアンケートは「巨大なイラストレーターさんがRTした瞬間、回答者が絵描きばかりになる」という現象が起きた。
最終的な投票結果は上のとおりだが、巨大なイラストレーターさんたちが次々RTしてくれる前、50RTで370票ほど集まっていた時点の結果がこれだ。
この結果を分析するとこのような感じ。
絵を描く人の中の「頭ぶつけた率」74.1%
全ての人の中の「頭ぶつけた率」77%
絵を描く人の頭ぶつけた率が逆転されているが、差は2.9%とほとんど誤差の範囲。そこで、もう少し別の観点で見てみよう。
頭ぶつけた集団の絵がかける率 51.9%
頭ぶつけず集団の絵がかける率 60.9%
こちらはかなりの差がある。
これらから言える結論は、「幼少期に頭をぶつけると、9%程度だが絵が描けなくなる割合が増える」ということなのだろう。
そもそも、「絵描きは幼い頃に頭を打っている」という調査のスタートを考えると、真逆の結論である。回答するクラスタが変化することで、ここまで結論が変わってしまうのである。
ということで、
Twitterで拡散する以上、どうしても特定のクラスタに偏ってしまい、なかなか正確な無作為抽出をするのが難しいことがわかったツイッターアンケート。
そんな中で、一つだけ確実なのは「75%くらいの人が幼少期に頭を強打している」という事実だろう。
みなさんも頭を強く打たないよう、くれぐれもお気をつけ下さい!
(まさかの結論)
最近コンビニで買物をしている時にビニール傘が盗まれてしまい、ひどく落ち込んだ。
有名な対処法として、テプラなどで自分の名前を貼っておくというものがあるが、それでも盗まれたという話を知人数人から聞いたことがある。東京のコンビニはどれだけ治安が悪いのか…。
そんな中、会社で「絶対に盗まれない対処法」をしているカサを見つけたので、今日はそれを紹介したい。
それがこちらだ。
どうだろうか。
一応念のために書いておくが、僕の傘ではない。
布テープに雑な字で「うんこ」と書いてあり、傘からは禍々しい負のオーラが出ている。
これだけ異様なオーラが出ていれば、盗もうとする犯人も直感的に「何らかの危険」を感じて盗むのを避けるだろう。
これを行った者は、普段使う自分の傘が「常時うんこになる」のと引き換えに「絶対盗まれなくなる」という効能を得たのだ。いわゆる等価交換である。
と、通常ならここで話は終わりだが、今回は続きがある。
会社で歩いていると「ヨシナガさん、あの傘はさすがに無いですよ」と言われたのだ。
なぜだか分からないが、あの「うんこ」はヨシナガのカサだという噂が広がっている。
つまり、うんこ傘の所有者は、自らの傘が常時うんこになっているという等価交換のリスクを背負うこと無く、上手に盗まれることだけを防いでいたのだ。なんという手練。
一方、自らの傘がコンビニで盗まれた僕は、肝心の傘を失い「うんこの持ち主」という架空の概念だけが残った。ゼロよりも不利なスタート。これが「カルマを背負う」ということなのだろうか。(違います)
社会は厳しく険しいが、これからも上を見て強く戦って行きたいと思う。
就職活動の時期なので、圧迫面接の話がツイッターでたくさん回ってくる。
友人は圧迫面接を受けた。散々な言われようで、資格や学部をバカ、それに人格にも随分言及されたそう。
— でる夫@教皇インモケンピウス (@Schaschatter) 2017年6月16日
そして最後に
担当者「何か質問とかある?」
友人「御社による今回の面接は、今後一消費者として参考にさせていただきますがよろしいですね?」
→こわばる担当者、出る内定、蹴る友人。
就活解禁だからか圧迫面接話よく回ってくるね。面接終わるまで待たずに「こんな失礼な会社結構です。もっと他のいい会社に入るので帰ります」と帰った友人には謝罪と共に内定が出たらしい。当然他社に就職。学生の対応力を見たくてと言っても、学生もそんな無駄な時間を過ごす必要はないんだよね。
— うえ (@1nmr) 2017年6月16日
多くRTされるものはほとんど同じパターンで、内容は「屈辱的な圧迫面接を受けた後に復讐をしてスカッとする」という話。昔話やハリウッド映画に多い、人類が根本的に大好きなスタイルのストーリーだ。
ツイートへの返信を見ると
・こっちから切り上げますっていうのもアリなんですね…
・その余裕さがカッコイイ。
・こんなかっこいいこと言える人になりてえ〜
という類の書き込みが並んでいる。これだけたくさんRTされているのだし、書き込みを見て「こうなりたい」という学生も出てしまっているのだろう。
だが現実はどうだろうか。
僕も大学生の頃、たくさんの面接をしてやや大きめの会社(NTT東日本)に滑り込むことができたが、「途中退室をしても受かっていただろう」と思える面接は一度もなかった。
というか、今や面接をする側になってしまい日々人を選んでいるが、複数の候補から選ぶときに、怒って途中退室をしたり、噛み付いたりしてくる人を選べる自信がない。
そういう人を採用してしまうと、基本能力は高くても、突然怒って会社に来なくなったり、取引先に行ったときに激怒して手に負えなくなったりする未来を想像してしまうからだ。 能力はもちろん大事だが、自分と一緒に働く以上、人柄も同じくらい大切だ。
もし、同じような能力の二人から採用を選ぶ時、
・怒って途中で帰った人
・最後まで帰らなかった人
の二択になったら、僕は後者を選ぶだろう。後者の能力が怒って帰った人の80%しかなくても、時と場合により後者を選ぶかもしれない。
もちろん、僕は圧迫面接を絶対にしない(性格的にできなくて、面接ではずっとニコニコしている)ので、圧迫面接を受けたツイートの人たちと状況はだいぶ違うのだと思う。
企業規模もあるだろう。1000人の会社と20人の会社では採用方針が違うかもしれない。(小さい会社は人材を育てる余裕が無いので即戦力が欲しい、など)
時期もあると思う。僕は超氷河期と言われる時期に就活をしていたが、今はバブル期より高い求人倍率らしいので、学生が強気に出てOKなのは間違いない。
ただ確実なのは、圧迫面接は良くないものだが世界のどこかに まだ存在するということ。そして「ツイッターに何百個もの圧迫面接の話が書き込まれた時、たくさんRTされて回ってくるのはスカッとする復讐の話だけである」ということだ。
世の中には「圧迫面接を受けたので、怒って途中退席したら落ちた」という書き込みもあるだろうが、RTされない。話として全く面白く無いからだ。
ということで…
確率的に、同じような数の圧迫面接体験談が書き込まれても、目に見えるのは「読んだ人がスカッとする復讐話」ばかりになるというワナ。
今まさに就活を頑張っている学生の皆さんは、多く回ってくる復讐話だけを鵜呑みにして「途中退席すれば受かる!」と考えることなく、自らの価値観を貫いた就職活動をするのがいいのではないかと思っています。
就職活動がんばってください!
僕の勤めている会社は港区芝浦にある。
通勤経路のすぐ近くに、札の辻橋という新幹線や山手線が同時に見られる良スポットがあるのだが、電車よりもここから電車を観察している人を観察するのが面白いことが多い。
ベビーカーに乗った赤ちゃん、近くの保育園の園児集団、鉄道大好きっぽいカメラマン、みんな目が輝いている。ドクターイエローのような珍しい車体がある時は普通のOLまでスマホで写真を撮っていることがある。
そんな人を純粋にするスポット「札の辻」だが、先日夜、今まで見た中で圧倒的に純粋な人を発見したので、今日はそれを紹介したい。
僕は帰宅する途中にこの橋を通るのだが、この日は遠くからチェックのシャツを着て大きなカメラを持っている40代くらいの男性がいるのが見えた。
「よくいる鉄道好きカメラマンだな」と思ったが、近づくにつれて微妙に動きがおかしいことに気づく。何かくねくねしているのだ。
夜なのもあり、よくわからないまま橋を歩いて行くと、衝撃的な音が聞こえた。
「Ahh! Pen-Pineapple Apple-Pen」
と男性が歌っていたのだ。
鉄道を見ながらPPAP。
何が起きているのか。電車を撮るんじゃないのか。
目はしっかりと新幹線を見据えているので、鉄道が好きなのは間違いないらしい。大きなカメラも持っている。
ならなぜPPAPを踊るのか。
すれ違いながら、頭をフル回転して考える。
おそらくこの人は鉄道が大好きなんだろう。そして、PPAPも大好きなんだろう。
鉄道を見ながら思わず高まってしまい、PPAPを歌うことで、「2つの欲望が同時に満たされる最高の状態」になっていたのかもしれない。
確かに、目は純粋に輝いていた気がする。
にしても夜道で鉄道を見ながらPPAPである。
「これが夢だったらそろそろ覚めるところだな」
そう感じた初夏の夜だった。
太りたいと思っている。
僕は昔からやせ型で、現在の身長は約179cmだが、体重が55kgしかない。
20年前に静岡から上京してきて、ろくなものを食べていなかった時も53~54kgだったと思うので、中年太りが起きることもなく、ただただ体重が軽いのである。
普段は気づくことが少ないが、メディアに出ている自分を目にすると「さすがにこの人は痩せすぎだ」と思うし、
適正体重を計算できるサイトで身長179cm男性の適正体重を調べると70.49kgだそうである。15.49kgも足りない。
さらに、モデル体型(BMI値18以下)は57.67kgと書かれているが、これよりも低い体重の人は若者の拒食症を誘発したりする悪影響があるのでパリコレなどのファッションショーに出ると罰則があるそうである。
僕もパリコレ出られないのか…。
(出ないけど)
ということで、
時々「太りたい」という悩みを人に話すことがあるが、何しろ飽食の世の中だ。
ライザップに40万円を払っても痩せたい人が多い中、「太りたい」というのは冗談のようにしか聞こえないようで
・深夜にカップ麺やポテチを食べればいいんじゃないか
・一日5食くらい食べてみては?
・ケーキ屋でバイトをしていた時、廃棄商品を持ち帰り、一日2つ食べていたら太った
など、苦行っぽいアドバイスが多く、あまり有益な方法は得られなかった。
試しに深夜にカップ麺を食べたりと頑張ったりもしたが、何か努力の方向を間違えている感は否めない。
そんな中、僕の思いが通じたのか、うれしいことがあった。
肉を頑張って食べていたら56kgに増えたのである。夢の人生最高体重。
喜び勇んで知人に報告したが、ライザップ実行中の人や肉体改造中のモデルさんに
「いや、1kgとか誤差ですよ。一日の朝と夜でもそのくらい変わります」
と言われて大ショック。
ここ20年間で健康診断を除くと数回しか体重計に乗ったことが無いので気づかなかったが、体重管理の世界はこんなにもシビアだったのか…。
翌日、さらに増えていることを言い返すため体重計に乗ってみたが、そこにはこう表示されていた。
53.5kg
と。
まさかの減量。
目の前が暗くなったようなショック。なぜ2.5kgも減っているのか。
そんなわけで、標準体重の70.49kgになるには17kgもの増量が必要な現在。
あこがれの太みを目指して、これからも日々精進していきたいと思う。
画像はNHKホームページより
2017年現在、うちのテレビはほとんど映画やゲームを表示するモニタとして使っていて、リアルタイムで番組を見ることはない。
その中で唯一の例外は「NHK 夜のニュース」だ。
昔から何か別の作業をしている時もNHKのニュースはだけはつけっぱなしにしておくことがある。毎日ではないが、現在の僕が「唯一リアルタイムで見ているテレビ番組」と言えるのである。
ところが、2017年4月に状況が激変した。
なぜか「夜のニュースのキャスターたちが私語のような感想をニュース中にちょくちょく話す新スタイル」に変更されてしまったのだ。
ニュースの解説が流れた後に
女性「○○って、○○じゃないんですから~」
男性「ね。」
というような謎の会話がニュースの間に差し込まれ、見るのがつらい。
初めは「すぐ慣れるだろう…」と我慢していたが、ずっと同じ雰囲気だったNHKニュースが変化してしまったのは想像以上につらく、6月に入って10日ほど、ついに完全に見なくなってしまった。
ただ、この変化が悪いと言っているわけではない。
おそらく、他局と視聴率を戦う中で、キャスターのキャラを立てたり、ある程度バラエティ的な変更をせざるを得なかったのだろう。
僕のツイートが一つのトピックとして使われたこともあったが、
昨晩NHKニュースのトレンドワード紹介で昼にバズった「今年のベスト」&僕の白ご飯が出ていたらしい。
— 吉永龍樹(よしながたつき)@肉くん発売中 (@dfnt) 2016年11月4日
ただ、写真の利用許可を取る時間がなかったためか、イメージイラストになっている…(笑) https://t.co/1C3DoAn4oV #nhk11 pic.twitter.com/dUWDo27A8D
ツイッターの話題を紹介したりするのも、若者に向けた新しい挑戦なのかもしれない。
詳しく調べてはいないが、 視聴率が下がっているという話も聞かないので、このNHKの努力は実って、今までニュースを見なかった新規ユーザーを惹きつけているのだろう。
「前の方が良かった…」という迂闊な発言をするのは簡単だが、それはもっと老人になってからでいいだろう。
要するにこの件は「僕がターゲット層から外れただけ」だったのである。
基本的に、全てのものは変化していく。
僕は基本的に変化が大好きで変化に強い性格だが、
「テレビを完全に見ないことで、時代遅れ老人のような存在に近づいてはいないか?」
「今後も全ての変化を素直に受け止めることができるだろうか?」
そんな変化と許容について考えるきっかけを作ってくれたNHKニュースだったと思う。
願わくば僕はいつになっても世界の変化を肯定的に受け入れられる人間でありたい…!
(6/14:21:55 LINE承認後の販売フローを追記しました!)
本日夕方、スマホだけでLINEスタンプが作れる「LINE Creators Studio」が発表されました。
早速使ってみましたので、スマホだけでスタンプ申請までを行う手順と注意点をまとめてみました。
まずは公式サイトからアプリをダウンロードします。
・iOS
起動すると、さっそく作りたいスタンプセットのタイトルを聞かれるので入力します。(本番用のタイトルは後からつけ直せますので、ここは適当でOKです)
今回は「太き生き物スタンプ」としました。
次に、画面下の「+」ボタンからスタンプの絵柄を一つづつ追加する作業です。
「+」をタップすると、
・ペン…手書き
・アルバム…撮影済みの写真を選択
・カメラ…新規に写真を撮影
が表示されます。
今回は紙に鉛筆で絵を書き、カメラで取り込むことにしました。
カメラで絵を撮影すると、
「スタンプにしたい部分を 指でなぞって下さい」
の表記が出るので、書いたイラストの輪郭をなぞっていきます。
大雑把になぞっても後から二本指(ピンチイン・アウト)で画面を拡大して微調整ができますので、初めは適当になぞってもOKです。
拡大して、緑の●を動かしながら細かい調整を行いました。
下のボタンをタップして、輪郭の切り抜き完了。
次に、文字を追加したいので 右上の「編集」をタップします。
下にメニューが表示されるので、今回はテキストを選びます。
今回の絵柄に入れたい「いいよ」の文字を入力。
二本指(ピンチイン・アウト)を使いながらサイズや位置を調整します。
テキストの色も変更できるので、今回は赤っぽい色にしました。
これで一つの絵柄が完成!
スタンプは8個~40個の絵柄があれば発売できるので、今回は8個を目指して制作します。
二つ目の絵柄は写真撮影ではなく「ペン」を選んで手書きで書いてみました。
が、あまり良くない…。
スマホで絵を書いたことがなかったのでうまくイラストが描けず、一旦二つ目の絵は削除。引き続きコツコツと2~8個目の絵を登録しました。
8個以上の絵が完成したら、いよいよ販売申請作業。
右上の「販売」をタップします。
使っているスマホのLINEアカウントによる本人確認が求められるので、内容を読み「同意する」をタップ。
続いて、何個の絵柄で販売するかを聞かれます。
今回は「8スタンプ」です。
次に、8個の絵柄をどのような順番に並べるかをタップで決められます。
スタンプの並び順は使いやすさに直結する重要な要素なのですが、それはまた別の機会にでも。
8つの並び順を決め、「次へ」をタップするとメイン画像の選択画面になります。
メイン画像は名前の通り、スタンプ販売時に表示されるそのスタンプを表す一番目立つ画像です。なるべくお客さんの目を引く良い画像を選びましょう。
選んだら「次へ」をタップします。
いよいよ最終段階です。
LINEスタンプは、必ず英語の説明が必要なので、今回は英語と日本語で説明を書きます。
タイトルに続いて、説明文、写真の利用、値段(120円~600円)、販売可能エリアなどを全て入力します。
スタンプストアのランキングなどで分けられるジャンルであるテイストカテゴリは「カワイイ、キュート」「クマ」にしてみました。
最後に、「こんな感じで販売されます」というプレビュー画面が出てきます。
内容に間違いがないかよく確認しましょう。
写真を使用している場合は、権利の同意画面が出ます。
内容をよく読み、権利侵害などがないことを確認しましょう。
「リクエスト」をタップして…
「OK」をタップしたら申請完了!
審査は、LINEさんの状況によって期間が異なりますが、概ね一週間~二週間くらいかかるようです。気長に待ちましょう。(このアプリの登場で申請が殺到した場合、もう少し伸びる可能性もあると思います…)
ということで、申請までの一通りの流れでした。
(以下、6/14 追記)
何日か待つと、LINEから「承認」のお知らせが届きます。
(メールでも同じ内容が届きます)
それでは、さっそくアプリから販売を開始してみましょう。
アプリを見ると、作ったスタンプが「承認」になっているのがわかります。
早速タップしましょう。
最下部の「リリース」をタップ。
最後の確認画面を読んで、「OK」を押します。
無事ステータスが「販売中」に変わりました!
これで貴方のスタンプが世界で購入できるようになります!
ちなみに、全世界のサーバに反映されるまで、10分~1時間ほど時間がかかります。
販売開始直後に「シェア」ボタンを押してスタンプのアドレスを告知しても、
このようなエラー画面になってしまうので、しばらく待ってストア情報が反映されてから告知するようにしましょう。
今回のスタンプは、10分ほどで反映されました!
あとは、プレゼントしたり買ったりして日々の会話で使ってみましょう!
コピー用紙に書いたのがバレバレですが、それなりにいい味が出ているスタンプになりました!
今回の記事で作った「太き生き物スタンプ」はこちらで見ることができます。
絵の粗さや文字の色など、実際に見てみると面白いかもしれません。
ということで、
本当にスマホだけでスタンプを売れる時代になってしまいました。
今までスタンプを作るのは、やや専門的な難しい作業を含みましたが、今回のアプリを初めて触ってから、わずか40分ほどで8個の申請が完了したのには驚きでした。
今まで面倒な画像処理がネックでスタンプを出したくても挑戦できなかったみなさんは、このチャンスにぜひ試してみてはいかがでしょうか!
【6/28追記】
使い方が動画でわかりやすい番組に出演しました!
【おまけ】
こんなスタンプを作っています!
よろしければぜひ!
それではまた!
前に石原さとみさんに会った時「エヅプトくんスタンプ使ってますよ」と聞いてビックリして以来、映画やCMで彼女を見ると「あ、この人だ!」と認識できるようになった。僕が今さら言うまでもないことだが、本当にすごい数のメディアに出ている。
そんな中で、一番「すごいなー」と感じたのはシン・ゴジラ(2016)で英語を超スピードでしゃべっていたシーンである。
シン・ゴジラ本編はDVDなどで見ていただくとして、近い英語は英会話教室のCMでも見ることができる(0:27~あたりから)
どうだろうか?
僕は英語がしゃべれるわけではないので、純粋に「すごい英語がんばってる!」と思うのだが、世間の反応は違うらしい。
シン・ゴジラの時もこのCMの時もYoutubeのコメント欄などを見ると
「本当の英語ネイティブから聞くと、違和感がある」
という意見が非常に多いのだ。
もう少し詳しく見ると、スピードは申し分ないのだが、発音の関係でどうしても違和感がある、とネイティブの人達は言う。
「あの英語が一体、英語ネイティブの人にはどう聞こえているのか?」
それが長く疑問だったのだが、何しろ僕は英語ネイティブではない。彼らの感じている違和感は一生体験できないのだろうと思っていたが、先日テレビで流れた全く別のCMを見て謎が解けた気がした。
それがこれ、トリバゴのCMだ。
スピードも発音もほぼ完璧な日本語。
だが、何かが微妙に違う。
おそらく、「予約」という単語の発音がほんの僅かに日本語ネイティブと違うため、わずかな違和感を産んでいるのだろう。
あくまで想像に過ぎないが、「石原さんのスピーディーな英語が、英語ネイティブの人にはトリバゴ女性のように聞こえている」のだとすると納得感もある。
言語はそもそも通じれば良い。
些細な発音間違いに恥ずかしがり英語そのものが全くしゃべれないのは日本人の悪い特徴だともいう。
そう考えると、石原さんもトリバゴ女性も申し分のない立派な外国語なわけだが、今回のケースは
日本語と英語を逆転させたことでネイティブの人が感じる違和感を体験できたかもしれない。
という意味で貴重なサンプルだったと思うのである。
※もし、「ぜんぜん違うよ!」という英語ネイティブの方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせ下さい!
「うたのおねえさん、おにいさんは今どうしているだろう?」という思いがふと頭をよぎった。
僕は幼少期から「おかあさんといっしょ」を食い入るように見て育ったが、考えてみると番組を卒業したお姉さんとお兄さんが現在どうなっているのか、ほとんど知らないのである。
もっと正直に言うと、何年も見ていたのにほぼ全員、名前もきちんと覚えていない状態というのが正しい。
そんな中、たった一人だけ今でも活動を続けていることがわかり、名前もわかるお姉さんがいる。はいだしょうこさんである。
数ある番組卒業者の中で、はいだしょうこさんだけは今でもバラエティ番組で目にする気がする。確かトヨタのCMにも出ていた。
では、彼女は他のお姉さんと何が違ったのか?
決まっている。この絵描き歌である。
歌のお姉さんは基本的に全員が同じようなキャラクターだ。
明るく、元気で、歌がうまく、子どもに優しい。
NHKの契約条件がかなり厳しく、恋愛、立ち食い、海外旅行、車の運転までもが禁止されているという情報を見たことがあるので、きつい制約の中でどうしても個性が出せず、同じようなキャラクターを演じるしか無いのだろう。収録なので、生放送のように突発的に「やらかして」しまうこともできない。
そして、その厳しい契約を遵守した結果、歌のお姉さんとしての地位は安泰だが、視聴者からは同じような人物に見えてしまい契約終了以後の仕事が取りにくくなるのだと思う。いわゆる等価交換である。
そんな中、はいだしょうこさんは違った。
こどもの楽しい絵描き歌の体裁を取りながら、自らの禍々しいイラストを全国放送に乗せて「絵がヤバい」という自らの個性を知らしめることに成功したのだ。
あの絵描き歌の放送後、ネットは騒然となったし、普通ではないことは明らかなのでNHKには電話や手紙で問い合わせや苦情が殺到したことだろう。本人も後日バラエティで「見た子どもが泣いた」と語っていた。
サポートセンターや偉い人は何らかの対応を迫られただろうし、歌のお姉さんの厳しい規律を考えると、本人に何らかの罰則があった可能性すらある。
「おかあさんといっしょ」の内容としては常軌を逸していた絵描き歌。おねえさん=NHK間の関係で言えば、あのように半ばふざけたような個性の出し方をしたことは禁じられていた「禁断の果実」に手を伸ばしたと言えるのかもしれない。
ただ、旧約聖書の禁断の果実は「知恵の実」とも呼ばれる。
しょうこお姉さんには、おかあさんといっしょという楽園を失った後も「あの絵描き歌は数字になる」という知恵(原罪)が残ったのである。
そしてその知恵を武器に、おねえさんは一人生き残った。
人は誰しも社会の中で生きている以上、多かれ少なかれ規律や常識に縛られて生きている。僕だってそうだし、これを読んでいるあなただってそうだろう。
規律を守っているからこそ楽園にとどまることができる。ただ今よりももっと、常識を超えた成功や栄冠を手にしたいなら、通常は禁じられている「禁断の果実を手に取る」という選択肢はあるのかもしれない。
ほとんどの人は、それによって現在の楽園を失って終わりだろうが、ごく稀に大きな力を手にして成功をつかむ人が現れる。しょうこお姉さんのように。
僕も必要な時が来たら、果実を手にできる側でありたい。
あのヤバい絵を見るたび、そう思う。
先日、僕がネット配信を手伝ったお仕事でのこと。
いろいろな有名出演者がいたのだが、有名女性タレントさんがトーク中に「私も、もう36歳」と言っているのを聞いて驚いた。
他人から見られることの多い芸能人は一般より若くみえることが多いが、それにしても36歳と言ったら、白髪の一本くらいあってもおかしくない年齢だ。
驚きながらイベント終了後に楽屋ですれちがって、もう一度驚いた。
「あ、テレビではわからないけど普通に白髪あるな…」
(誰なのかは言及しないのでお察しください)
まぁそうだろう。それでこそ自然な36歳。
年齢を詐称していないという裏付けでもある。
「ただ本人が黒髪キャラだから、少しの白髪でも目立ってしまってメンテナンスが大変だったりするんだろうな…」
そんなことを考えながら思い出したのは、僕自身の白髪である。
僕も、先月38歳になった。
自分が初老に近い年齢になっていること自体が驚きだし、IT系の目を酷使する職業だったらそろそろ老眼が始まってもおかしくない。
そして、僕自身も生まれてから一度も色やパーマをかけたことのない黒髪だが、白髪があるのである。
僕は鏡を全く見ないで生きているので気づくのが遅かった可能性があるが、初めて気づいたのは36歳の頃。ちょうどあの彼女たちと同じ年だ。
そして38歳の今、よく分かる場所に5本くらいだろうか?白髪がある。
別に隠す気もないが、先ほどの彼女たちもそうだったように、大量の黒髪の中にほんの少しだけ白髪があるから目立つのだろう。
それなら、いっその事「髪の毛の半数くらい」が白髪になってしまえばいい。
人間の髪の毛は約10万本というから、昨日のアクセス数の話のように
5→50000本
と短期間で爆発的増加が起きてくれれば、銀髪っぽいキャラとして成立するのではないか。だが、願っても2年前から一向に増える雰囲気のない白髪。
こんなに増えるのが遅いのなら、「いっそ全部白髪に染めてしまった方が早い」。そう思って思い出したのが、僕の周りで「30代から突如金髪になった人たち」のことだ。
少なくとも3人はいる彼らは、
・無くすことができないのならいっそ10000倍に増やしてしまおう
という今の僕と同じ発想で突然金髪になったのかもしれない。木を隠すなら森というやつだ。さすが人生の先輩は違う。
僕は元来負けず嫌いなのもあり、それがわかると「彼らと同じレールに乗りたくない」という気持ちが高まってくる。
だが、調べても「強いストレスを受ける」「喫煙すると4倍の白髪」など、全く実行できそうにない白髪の増加手にクニック。
そんなわけで、もしストレスをかけず手軽に白髪を増やす方法をご存じの方は、ぜひ教えて頂ければと思います。
よろしくお願いします。
(なんだこの結論…)