僕秩はてな

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あこがれの太みをめざして2

bok.hatenablog.com

6月に「太りたい」という記事を書いてから4ヶ月が過ぎたが、状況は逼迫している。

 

痩せたのである。

 

体重を増やすための努力を怠り、食事をサボったりしていたら9月にここ20年で最低の51.7kgまで低下してしまった。


僕の身長に対する平均体重である「70.49kg」と比べると19kgも足りない。これはまずい。以前、高須クリニックの高須さんが「小太りが一番長生きする、やせてるのはやばい」と言っていたのを見たことがあるが、命にかかわる観点でも現在の僕は確実にやばいコースだ。

 

 

前回記事で友人の「太りアドバイス」は

 

・深夜にカップ麺やポテチを食べる

・一日5食くらい食べる

・ケーキ屋でバイトをしていた時、廃棄商品を持ち帰り、一日2つ食べていたら太った

 

という不健康なものばかりだったが、それをふまえて再び友人たちに「健康的に太る方法」はないかと相談したところ、一人が画期的な案を思いついた。

 

粉ミルクである。

 

 

粉ミルクなら必要な栄養素は入っているし、飲みすぎて不健康になったという話も聞いたことがない。そもそも赤ちゃんを健全に育てるためのものだから、ポテチやケーキに比べて安全に太れるのではないかというのだ。

 

確かに、毎日深夜にラーメンを食べ歩くよりはだいぶ現実的な案に思えたので、早速購入してみた。

 

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すこやかM1という商品だ。「0ヶ月~1歳」と書かれている部分には目をつぶり、早速飲んでみる。

 

おいしい。

 

前に食べたドッグフードは塩分が全くなくまずかった。粉ミルクもある程度のまずさは覚悟していたのだが、練乳のような感じもあり想像以上に飲みやすい。僕はもう大人なので、独身男子の経済力に物を言わせて少し高い品物を買ったのも良かったのかもしれない。

 

「これで憧れの太みに近づく…!」

 

ついに太れるかもしれないという希望に満ちた高揚感に燃える僕だったが、そんな高鳴りの中、ツイッターでこんなコメントが届いた。

 

 

 「過去に大人が粉ミルクを飲んで入院した事例がありますよ」

 

twitter.com

 

 

いきなり届く、衝撃の事実。

苦しいが やはり ここは僕がなんとかしなくてはいけない。

 

そう、きっと別の粉ミルクだったんだ。

もっと変な成分を含んでいる安いメーカーのものとか…

僕は少し高いミルクを買ったし、この人とは全然違うはず・・・!

 

 

そう思いながら記事を見ると・・・

 

 

 

 

「すこやかM1」でした…

 

 

 

そして 僕は生まれゆく 時の中で

悲しさの仕草など 忘れてしまうのだろう